花と動物、どこまでも広い空。涼しい北の大地は、2歳とのはじめての遠出にぴったり。まだ行ったことのない一県を、いちばんいい季節に。
飛行機を降りた瞬間、空気がひんやり軽い。「涼しいね」って、思わず声が出ます。北海道の夏は、東京の蒸し暑さがウソみたい。日中でもカラッとして、子どもの昼寝もぐっすり。
丘いっぱいのラベンダー、間近で見るペンギンやアザラシ、ソフトクリームにとうもろこし。「次はどこ行く?」が止まらない、いいことづくしの北の旅。広い空の下、2歳の「わぁ!」がいくつも聞けるはずです。
7月上旬〜中旬はラベンダーが見頃のピーク(ファーム富田の開園は〜7/20ごろ)。花を狙うなら7月中旬までがベスト。8月は花のかわりに、活発な動物(旭山動物園は8月に夜まで開く「夜の動物園」も)と、涼しい高原・牧場が主役に。どちらの月も平均最高25℃前後で、暑すぎず2歳連れに快適です。
紫のじゅうたんと、なだらかな丘。写真でしか見たことのない景色を、ベビーカーで散歩しながら楽しめます。花の時期(7月)なら、この過ごし方がいちばん。
羽田から旭川空港まで約1時間半。空港でレンタカーを借り、富良野まで約1時間のドライブ。途中の丘の景色も気持ちいい区間です。
日本有数のラベンダー畑。色や香りの違う数種類のラベンダーが丘一面に咲き、花畑の中の遊歩道をのんびり歩けます。名物のラベンダーソフトや、ドライフラワーの工房、カフェも。入場無料。
白樺の森のなかのチーズ工房。富良野の生乳から作る5種のチーズ(赤ワイン入りの「ワインチェダー」など)を試食・購入でき、バターやアイス作りの手作り体験も。ピザ工房やアイス工房も併設で、おやつ休憩にぴったり。
美瑛を代表する絶景。地下水と美瑛川が混ざってできた水が、太陽光で幻想的なコバルトブルーに見える池。立ち枯れた木々が水面に立つ風景は唯一無二。駐車場から池まで近く、遊歩道を短時間で楽しめます。光がきれいな午後一番もおすすめ。
青い池から車で約4分。落差約30mの珍しい「潜流瀑」で、岩のすき間から地下水が白いヒゲのように染み出して落ちる滝。眼下を流れる美瑛川の“ブルーリバー”との対比が美しく、橋の上から眺められます。駐車場から橋まで徒歩2分とラク。
美瑛の丘にある牧場。ポニー・ジャージー牛・ヒツジ・ヤギ・うさぎ・アルパカなどに会え、エサやり(100円)でふれあえます。乳しぼりや、バター・アイス・チーズ作りの体験も(要予約のものあり)。展望台からは美瑛の丘と十勝岳連峰の大パノラマ。入場無料。
地元の野菜・スイーツ・乳製品がそろうマルシェでおみやげ探し。旭川空港へ戻り、羽田へ(機内でちょうど昼寝の時間に)。
💰 予算めやす:交通(航空+レンタカー)が効くので 13〜15万円前後。航空券の早割で圧縮可。
ペンギンやアザラシ、ホッキョクグマを、驚くほど間近で。動物本来の動きが見られる工夫が満載で、2歳が夢中になります。8月なら夜まで開く日も。
羽田から旭川空港まで約1時間半。宿にチェックインして昼寝のあと、買物公園でおさんぽ&夕食。夜は旭川ラーメンも。
動物本来の生態を引き出す「行動展示」で有名。アザラシ館では円柱水槽(マリンウェイ)をアザラシが上下に泳ぎ、ホッキョクグマ館では檻のない放飼場や巨大プールへのダイブが見られます。ペンギン館は4種のペンギンを展示。飼育員がエサやり+解説をする「もぐもぐタイム」は必見(ホッキョクグマが水中の餌へダイブする姿は迫力満点)。
無理せず、昼は園内やすぐ近くで食事&ベビーカーで昼寝。涼しい夕方にお気に入りの動物をもう一度。もぐもぐタイムの時間に合わせて回るのがコツ(当日掲示・公式で確認)。
動物グッズや旭川の銘菓をおみやげに。空港から羽田へ(機内で昼寝)。
💰 予算めやす:12〜14万円前後(移動が動物園中心で少なめ)。早割で圧縮可。
運転少なめでのんびり派に。新千歳から札幌は電車ですぐ。動物園・公園・運河・水族館と、2歳連れでも移動に疲れない組み立てができます。
羽田から新千歳まで約1時間半、快速エアポートで札幌まで約40分。宿にチェックインして昼寝のあと、大通公園でおさんぽ&夕食(夏はビアガーデンやイベントも)。
札幌中心部からアクセスのよい街なかの動物園。ホッキョクグマやゾウ、子ども動物園エリアもあり、2歳でも歩きやすい規模。雨の日は屋内展示も。
銘菓「白い恋人」のお菓子のテーマパーク。お菓子作り体験やかわいい庭園、ジェットコースター風の展示など、小さな子も楽しめる屋内中心の施設。雨の日の選択肢にも。
札幌から快速で約30分の港町・小樽。小樽運河のレトロな散策やクルーズが人気。少し足をのばせばおたる水族館へ——日本海の自然を活かした環境で、アザラシやトド、イルカパフォーマンス、ペンギンショーなど約250種の生きものに会えます。
場外市場などで海鮮の朝ごはん。新千歳空港は子ども向け施設やグルメも充実、出発前の最後の楽しみに。羽田へ(機内で昼寝)。
💰 予算めやす:11〜13万円前後(レンタカー不要で抑えめ)。早割で圧縮可。
7月に行けるなら「A・富良野」でラベンダーを。花の見頃は7月中旬まで、ここを逃さない手はありません。8月なら「B・旭川」で動物三昧(夜の動物園も)。運転を控えてのんびりしたいなら「C・札幌」。どれを選んでも、涼しい北の夏が待っています。