Family JourneysLINEリクエスト / 2026.06.29 配信
芦ノ湖と富士山(箱根)
リクエストの旅 / Hakone

涼しい高原で、
はじめての温泉旅。

新宿から特急で約85分。標高が高く、夏でも東京よりひんやり。芦ノ湖の風、湯けむり、緑の山——2歳の子と“ゆっくり過ごす”のにちょうどいい、近くて頼れる旅先です。

Best season
夏は避暑地(高原で涼しい)
Access
新宿から特急 約85分
Stay
2泊3日(1泊でも可)
Story

都心がうだるような暑さの夏でも、箱根の山に入ると空気が変わります。標高が上がるぶん気温は数度低く、芦ノ湖をわたる風はひんやり涼やか。海賊船のデッキで湖風を浴びれば、それだけで「来てよかったね」と言いたくなる——避暑地としての箱根は、子連れの夏旅にこそ向いています。

午前は湖や乗り物でお出かけ、午後は宿に戻ってお風呂とお昼寝。温泉は子どもの“はじめての湯”にもやさしく、貸切風呂のある宿を選べば人目を気にせずのんびり浸かれます。電車・ケーブルカー・ロープウェイ・船と乗り物が次々に出てくるのも、2歳が大よろこびするポイント。近いから無理がなく、それでいて非日常。気負わず行ける、ちょうどいい距離の旅です。

いつ行く?(正直なところ)

箱根は標高の高い高原リゾート7〜8月でも都心より数度涼しく、芦ノ湖や仙石原は風がさわやかで、夏の避暑にぴったりです。梅雨明け前後なら登山電車沿いのあじさいも見ごろ(標高の高い強羅は7月上旬まで楽しめることも)。一方で正直なところ、お盆や週末は道路・ロープウェイが混雑し、宿も料金が上がります。狙うなら平日や梅雨明け直後。山の天気は変わりやすいので、晴れたら富士山、ぐずついたら美術館や室内施設へ——と、屋内の予備プランを1つ用意しておくと2歳連れでも安心です。

芦ノ湖から望む富士山
過ごし方 A

芦ノ湖と海賊船で王道めぐり

湖風が涼しい。船・鳥居・黒たまご、箱根のいいとこ取り

はじめての箱根なら、まずは芦ノ湖まわりの王道から。海賊船に乗って湖をわたり、箱根神社の水上鳥居を眺め、ロープウェイで大涌谷へ。乗り物そのものが楽しくて、移動が“退屈な時間”にならないのが2歳連れにうれしいところです。

こんな家族におすすめ:箱根がはじめて/せっかくなら名所をひと通り見たい/歩きどおしは避けつつ、乗り物で景色も楽しみたい。船やロープウェイが多く、抱っこやベビーカーでも回りやすいのが安心ポイント。
エリア紹介|芦ノ湖・大涌谷:箱根のシンボル芦ノ湖は、富士山を映す静かなカルデラ湖。湖畔の元箱根・桃源台を海賊船が結び、ロープウェイで噴煙立ちのぼる大涌谷へ上がれます。標高約720m〜の高原で、夏でも空気はひんやり。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 湯本さんぽ → 宿へ
昼着新宿 → 箱根湯本移動・約85分

小田急ロマンスカーなら新宿から乗り換えなしで約85分。着いたら駅前の温泉街を軽くおさんぽして、早めに宿でチェックイン。初日は無理せず、お風呂とお昼寝で体を慣らします。

2歳メモ:ロマンスカーは指定席で安心。お気に入りのおやつ・おもちゃを多めに。展望席は人気なので早めの予約を。
DAY 2 | 芦ノ湖と大涌谷
午前箱根海賊船(芦ノ湖クルーズ)船・絶景 公式 ↗

元箱根港〜桃源台港を結ぶ大きな海賊船。デッキに出れば湖風がとても気持ちよく、晴れれば正面に富士山。何ができる?=船からの景色、デッキ散歩、湖上の鳥居さがし。所要は片道25〜40分ほどで2歳でも飽きにくい長さです。

ポイント:歩かずに景色が流れていくので、子も大人もラク。湖上は真夏でも涼しく、暑さしのぎにもなる。
2歳メモ:船内に座席もあり休める。ベビーカーは折りたたみで乗船。デッキは柵があるが手はしっかりつないで。
所要 30〜40分湖上は涼しいベビーカー可
昼前箱根神社・平和の鳥居神社・写真 公式 ↗

芦ノ湖畔に立つ朱色の「平和の鳥居」は箱根を代表する景色。何ができる?=湖と鳥居の記念写真、木陰の参道さんぽ。境内は緑が深く、夏でもひんやり静かです。

ポイント:水辺と朱の鳥居は写真映え抜群。鳥居の撮影は行列になることもあるので、無理せず遠景でもOKと気楽に。
2歳メモ:本殿へは石段あり。階段がつらければ湖畔の鳥居だけでも十分楽しめる。
午後箱根ロープウェイ → 大涌谷ロープウェイ・名物 公式 ↗

桃源台から空中散歩で大涌谷へ。眼下に山なみ、晴れれば富士山も。何ができる?=ゴンドラからの眺め、噴煙立ちのぼる谷の見学、名物黒たまご。火山ガスのにおいも“ここだけ”の体験です。

ポイント:移動そのものがアトラクション。標高約1000mで真夏でも涼しい。火山活動でロープウェイが運休することもあるので、当日の運行情報を確認して。
2歳メモ:ゴンドラは個室タイプで落ち着ける。大涌谷は硫黄のにおいが強く、ガス情報に注意。長居しすぎないのが無難。
空中散歩標高で涼しい運行情報を確認
DAY 3 | のんびり → 帰路
午前宿でゆっくり → 箱根湯本でおみやげ → 帰宅ゆとり

最終日は予定を詰めず、宿の朝風呂と朝ごはんをゆっくり。チェックアウト後は湯本駅前で温泉まんじゅうやかまぼこをおみやげに。昼すぎの特急で帰れば、子のお昼寝時間と重なって移動もラクです。

Where to stay宿の候補

箱根湯本の温泉旅館(貸切風呂つき)
駅近で移動がラク。家族で入れる貸切風呂のある宿なら、2歳連れでも人目を気にせずのんびり。
候補を検索 ↗
芦ノ湖・桃源台周辺のリゾートホテル
湖や大涌谷へのアクセス良好。和洋室やベッドの部屋もあり、小さな子連れに使いやすい。
候補を検索 ↗

💰 予算めやす:2泊3日・家族で8〜15万円目安(交通+宿。1泊なら半分ほど)。お盆・週末は高め、平日や梅雨明け直後がねらい目。

箱根湯本の温泉街
過ごし方 B

温泉宿でゆっくり癒やし旅

あちこち動かない。宿のお風呂とお昼寝が主役

観光をがんばるより、宿でのんびりしたい家族に。箱根湯本や宮ノ下には貸切風呂・部屋食のある宿が多く、2歳の生活リズムを崩さずに過ごせます。お風呂に入って、ごはんを食べて、お昼寝して——それだけで満たされる、引き算の旅です。

こんな家族におすすめ:観光より“癒やし重視”/子どもの昼寝・食事のリズムを守りたい/温泉デビューをのんびりさせたい。宿から一歩も出なくても満足できる、いちばんラクな過ごし方。
エリア紹介|箱根湯本・宮ノ下:箱根の玄関口・湯本は駅前に温泉街と食べ歩きが集まり便利。ひと駅山側の宮ノ下はレトロで落ち着いた雰囲気。どちらも登山電車で結ばれ、移動が少なくて済むのが子連れ向き。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 宿でゆっくり
午後着箱根湯本着 → チェックイン移動・温泉

早めに宿に入って、まずはお風呂。貸切風呂を予約しておけば、家族だけでゆっくり温泉デビュー。夕食は部屋食やお子さまメニューのある宿だと、ぐずっても安心です。

2歳メモ:温泉は熱すぎないか手で確認し、入浴は短めに。湯あたり防止に水分補給を忘れずに。
DAY 2 | あじさい電車と街さんぽ
午前箱根登山鉄道(あじさい電車)電車・季節 公式 ↗

湯本から強羅へ、急な山をジグザグに登る登山電車。何ができる?=スイッチバックの体験、車窓いっぱいの緑、梅雨明け前後なら線路際を彩るあじさい。短い区間を往復するだけでも立派なおでかけです。

ポイント:乗っているだけで楽しい“動く展望台”。歩かずに季節の景色が楽しめ、2歳は車窓に夢中になりやすい。
2歳メモ:揺れるので席に座って。混む時間帯を避けると景色も見やすい。あじさいは年により6月中旬〜7月上旬が見ごろ。
動く展望台あじさいは初夏区間往復でOK
午後宮ノ下さんぽ → 宿でお昼寝&お風呂街・温泉

レトロな宮ノ下でカフェやベーカリーをのぞいたら、午後は宿に戻ってお昼寝。夕方にもう一度お風呂、というゆるやかな2日目。何ができる?=食べ歩き、雑貨めぐり、温泉。

ポイント:午前だけ動いて午後は休む“半日観光”が、2歳の体力にちょうどいい。暑い時間帯を宿で過ごせて熱中症対策にも。
DAY 3 | 朝風呂 → 帰路
午前朝風呂・朝ごはん → 帰宅ゆとり

最終日は朝風呂でしめくくり。チェックアウト後は湯本でおみやげを買って、昼すぎの特急で帰宅。移動が少ないぶん、最後まで体力に余裕が残ります。

Where to stay宿の候補

貸切風呂・部屋食のある温泉旅館
家族だけで入れるお風呂と、部屋で食べられる夕食。2歳連れの“気がねしない”滞在に。
候補を検索 ↗
ベッドの部屋がある宿・コテージ
布団より落ち着く家庭もベッド派も。広めの和洋室なら子ものびのび。
候補を検索 ↗

💰 予算めやす:宿泊比率が高く2泊3日で家族9〜16万円目安。1泊や平日プランで圧縮可。食事・お風呂つきで“動かない”ぶんコスパは良好。

大涌谷の噴煙
過ごし方 C

乗り物とアートでわくわく

電車・ケーブル・ロープウェイ・船。乗り物のデパート

箱根は“乗り物のデパート”。登山電車→ケーブルカー→ロープウェイ→海賊船と乗り継ぐだけで、ぐるりと一周できます。途中の彫刻の森美術館には2歳でも遊べる体験エリアがあり、乗り物好き・体を動かすのが好きな子にぴったりの組み立てです。

こんな家族におすすめ:乗り物が大好き/景色を見ながら移動を楽しみたい/雨でも遊べる屋内も押さえたい。1日でいろいろな乗り物に乗れる、変化に富んだプランです。
エリア紹介|強羅・彫刻の森:箱根の中腹、登山電車の終点エリア。坂の街にケーブルカーが走り、緑の中に美術館が点在します。標高が高く涼しいので、夏のアート散歩にも快適。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

ロープウェイから見た芦ノ湖
箱根ロープウェイの空中散歩。眼下に芦ノ湖が広がる
DAY 1 | 到着 → 強羅の宿へ
午後着箱根湯本 → 登山電車で強羅へ移動・電車

初日からさっそく登山電車。スイッチバックで山を登り、終点・強羅の宿へ。チェックインしたら、まずはひと休み。

2歳メモ:フリーパス(箱根フリーパス)を使うと電車・ケーブル・ロープウェイ・船が乗り放題で便利。子の年齢区分を確認して。
DAY 2 | 美術館と乗り物ぐるり
午前彫刻の森美術館美術館・体験 公式 ↗

広い芝生に彫刻が点在する野外美術館。何ができる?=芝生をかけ回る、カラフルな「ネットの森」(ネットでできた巨大な遊び場)や「しゃボン玉のお城」で遊ぶ、足湯でひと休み。“見る”だけでなく“遊べる”のが子連れにうれしい美術館です。

ポイント:屋外でのびのび、雨でも屋内棟あり。遊具で体を動かせるから、2歳が飽きずに長く楽しめる箱根きっての子連れ向きスポット。
2歳メモ:ネットの森は対象年齢の表示を確認(小さい子は保護者と)。芝生は走り回れるが帽子・日よけ・水分を。ベビーカーで園内を回れる。
所要 2〜3時間遊べる美術館雨でもOK
午後ケーブルカー → ロープウェイ → 海賊船乗り継ぎ・絶景 公式 ↗

強羅から早雲山までケーブルカー、そこからロープウェイで大涌谷を越え、桃源台から海賊船で芦ノ湖へ。何ができる?=坂を登るケーブルカー、空中散歩、湖のクルーズと、乗り物が次々に変わる“乗り物三昧”。

ポイント:歩く距離が短く、乗り物で景色が流れるので2歳も飽きにくい。標高が高く真夏でも涼しいルート。大涌谷はガス・運行情報の確認を。
2歳メモ:乗り継ぎが多いので、各駅でトイレ・おむつ替えを済ませて。混雑時は1区間だけ乗るなど、無理のない範囲で。
DAY 3 | のんびり → 帰路
午前宿でゆっくり → 箱根湯本 → 帰宅ゆとり

動いたぶん、最終日はゆっくり。朝風呂とおさんぽで締めて、昼すぎの特急で帰宅します。

Where to stay宿の候補

強羅の温泉ホテル・旅館
登山電車・ケーブルカーの拠点。美術館や乗り物めぐりに動きやすく、温泉も楽しめる。
候補を検索 ↗
ファミリー向けの和洋室がある宿
ベッド+畳の広めの部屋なら、遊び疲れた2歳もぐっすり。朝食つきが便利。
候補を検索 ↗

💰 予算めやす:フリーパス+宿で2泊3日・家族9〜15万円目安。乗り物乗り放題のフリーパスを使うと、乗り継ぎが多い日もおトクで身軽。

Editor's pick

2歳の夏なら「A・芦ノ湖と海賊船」

湖風が涼しく、船やロープウェイで歩かずに名所を回れて、午後は宿でお風呂とお昼寝——避暑と癒やしのバランスがいちばんとれた王道です。とにかくのんびりしたいなら「B・温泉でゆっくり」乗り物好き・体を動かしたい子には「C・乗り物とアート」(彫刻の森のネットの森が大ヒット)。行く時期は、涼しくて空いている梅雨明け直後の平日がとくにおすすめです。