Family Journeys夏の避暑地 / 2026.07.13 配信
白樺湖と蓼科山
夏に効く、涼しい高原 / Highland

標高でにげる夏。
八ヶ岳・蓼科高原。

東京から2時間ちょっと、標高1,200〜1,400mの高原へ。真夏でも朝晩はひんやり、日中もカラッと過ごしやすい。牧場・湖・森がぎゅっと近くにそろって、移動が少ないまま2歳ものびのび遊べる避暑地です。

Best season
盛夏(7〜9月)が旬
Access
東京から約2〜2.5時間
Stay
1〜2泊
Story

山梨と長野の境にまたがる八ヶ岳のふもと。清里・蓼科・白樺湖と、名前は違っても地続きの高原地帯で、どこも標高が高いぶん夏でも空気がさらり。車の窓をあけると、牧草のにおいと涼しい風が入ってきます。ソフトクリームがおいしいのは、じつは酪農がさかんな高原ならでは。

広い芝生でごろごろ、牧場でヤギや牛にごあいさつ、湖のほとりをおさんぽ。派手なテーマパークはないけれど、2歳が「自分の足で歩いて、さわって、食べる」体験がちょうどいい密度でそろっています。宿から見どころまで車で20〜40分と近く、昼はお昼寝にもどれる——小さな子連れにやさしい、移動の少ない避暑地です。

なぜ、この時期?

八ヶ岳・蓼科は標高1,200〜1,900mの高原。平地が35℃の日でも、清里や白樺湖あたりは日中25℃前後・朝晩は20℃を切ることも多く、真夏こそが避暑のベストシーズンです。湿度も低くカラッと快適。高山植物や牧草の緑がいちばん濃いのも夏。ただしお盆は道と施設が混みやすいので、狙うなら7月前半か8月下旬〜9月の平日が、涼しさ・すいてる・料金のバランス◎。日ざしは強いので帽子と日焼け止めは必須です。

清泉寮のまきば
過ごし方 A

清里の牧場でソフトクリーム

八ヶ岳南麓(山梨側)。動物・芝生・名物ソフトの王道高原

清里は八ヶ岳の南のふもと、標高約1,200mの高原リゾート。牧場でのふれあいと、広い芝生と、名物のソフトクリーム。難しいことは何もなく、2歳が「歩いて・さわって・食べる」を満喫できる、避暑地デビューにいちばん向いた王道プランです。

こんな家族におすすめ:はじめての高原旅で失敗したくない/動物とのふれあいや外遊びをたっぷりさせたい/移動を少なく、宿とスポットを行き来するだけで満たされたい。定番をおさえた安心の1〜2泊です。
エリア紹介|清里高原:八ヶ岳南麓・標高約1,200mの高原(山梨県北杜市)。中央道の須玉ICや小淵沢ICから近く、牧場・美術館・カフェが車で10〜20分圏に点在。夏でも朝晩は涼しく、日中もさわやかです。

Model planモデル行程(1泊2日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 清泉寮でソフトクリーム
昼〜清泉寮(せいせんりょう)牧場・カフェ 公式 ↗ 地図 ↗
清泉寮とまきば
八ヶ岳を望むまきばと清泉寮

清里のシンボル。目の前に八ヶ岳、足元には広いまきば。名物のジャージーソフトクリームを片手に、芝生でのんびり。何ができる?=ソフトクリーム、芝生あそび、ポニーやジャージー牛の見学、森のおさんぽ。到着日はここでゆるっと過ごすだけで満足です。

ポイント:広くて開放的なのに、駐車場からすぐ。標高1,400mで真夏でも風がさわやか。歩き疲れても芝生ですぐ休める。
2歳メモ:ベビーカーOKの芝生広場。ソフトは甘さひかえめで小さい子も食べやすい。日よけの帽子を。
所要 1.5〜2時間ベビーカー可標高で涼しい
DAY 2 | 牧場ふれあい → 天空テラス → 森の村
午前山梨県立まきば公園牧場・ふれあい 公式 ↗ 地図 ↗
八ヶ岳南麓の牧場
八ヶ岳を背にした広い牧草地

入園無料の県立牧場。ヒツジ・ヤギ・ウマ・ウシがいて、エサやりやふれあいができます。何ができる?=動物とのふれあい、広い芝生でかけっこ、地元ソフトやジンギスカン。八ヶ岳を一望する眺めも気持ちいい。(清里中心部から車で約10分)

ポイント:無料で動物ふれあいが叶う。柵ごしに間近で見られ、こわがりの2歳も少しずつ慣れていける。
2歳メモ:エサやりは大人と一緒に。坂道もあるので歩きやすい靴で。トイレ・売店あり。
所要 1.5〜2時間入園無料ふれあい◎
昼〜午後サンメドウズ清里・清里テラスリフト・展望 公式 ↗ 地図 ↗
サンメドウズ清里の高原
リフトで登る標高1,900mの清里テラス

パノラマリフトで標高1,900mの清里テラスへ。ソファ席から八ヶ岳や富士山、遠く南アルプスまで見渡せます。何ができる?=リフト遊覧、天空テラスでドリンク、下ではミニ遊具や小動物も。夏でも山頂はひんやり涼しい。

ポイント:リフトそのものが2歳には大冒険。上は真夏でも20℃前後で別世界の涼しさ。晴れれば絶景のごほうび。
2歳メモ:リフトは保護者と同乗(小さい子は抱っこ乗車)。上は風が冷たいので羽織ものを1枚。
所要 1.5〜2時間リフトで涼しい羽織もの必須
夕方萌木の村(もえぎのむら)森の村・雑貨 公式 ↗ 地図 ↗
萌木の村の森
森のなかに小さな店が点在する萌木の村

森のなかに雑貨店やカフェ、レストランが点在するナチュラルな村。名物は手回しのメリーゴーランド。何ができる?=メリーゴーランド、森のおさんぽ、雑貨さがし、夕ごはん。派手さはないけれど、木もれ日のなかでゆっくり過ごせます。

ポイント:帰り道の締めにちょうどいい。歩く距離が短く、日が傾いた森は涼しくて気持ちいい。
2歳メモ:メリーゴーランドは小さい子も保護者同乗で楽しめる。ベビーカーは砂利道に注意。
所要 1〜1.5時間入村無料森で涼しい

Where to stay宿の候補

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
小淵沢の子連れ定番リゾート。屋内プール・ものづくり体験・ブックカフェで天気に左右されず遊べる。清里まで車で約20分。
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清泉寮(宿泊)
まきばの目の前に泊まれる清里の象徴。朝いちの八ヶ岳と静かな高原を独り占め。素朴で落ち着いた雰囲気。
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🚗 交通(往復) 1.5〜2.5万🏨 宿1泊(家族) 2.5〜5万🎟 現地・食 1.5〜3万= 合計 6〜10万

💰 予算めやす:1泊2日・家族3人で6〜10万円目安(宿のグレードで変動)。牧場・公園は無料〜低料金が多く、コスパのよい避暑旅です。お盆は宿泊費が上がりやすい点に注意。

白樺湖
過ごし方 B

白樺湖と、天空の車山リフト

蓼科・霧ヶ峰(長野側)。湖の遊園地と山頂の花畑

白樺湖は標高約1,400mの高原湖。湖畔には小さな子向けの遊園地があり、少し足をのばせば車山高原のリフトで“天空の花畑”へ。水あそび・乗り物・絶景が一度にそろう、遊びごたえのあるプランです。

こんな家族におすすめ:牧場だけじゃ物足りない/乗り物やアトラクションで思いきり遊ばせたい/湖の景色も山の絶景も欲張りたい。アクティブな1〜2歳〜のきょうだい連れにも。
エリア紹介|白樺湖・車山高原:蓼科高原の北、霧ヶ峰の西に広がる高原リゾート(長野県)。白樺湖のまわりに遊園地・ホテル・牧場が集まり、車山高原まで車で約10分。標高が高く、真夏でも空気は爽やか。軽井沢や那須より落ち着いた雰囲気です。

Model planモデル行程(1泊2日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 白樺湖の遊園地
午後白樺湖畔・池の平ファミリーランド湖・遊園地 公式 ↗ 地図 ↗
白樺湖畔
遊園地やホテルが集まる白樺湖のほとり

白樺湖のほとりにある高原の遊園地。小さな子向けの乗り物が多く、湖のボートや水上アトラクションも。何ができる?=メリーゴーランドなどの乗り物、湖畔のおさんぽ、夏はじゃぶじゃぶ水あそび。標高1,400mなので炎天下でもバテにくい。

ポイント:2歳から乗れる遊具がそろい、湖の景色もごちそう。園内はコンパクトで移動が少なく、疲れたらすぐ休める。
2歳メモ:身長・年齢制限のある乗り物もあるので現地で確認を。水あそびの着替えとタオルを用意。
所要 2〜3時間幼児向け遊具高原で涼しい
DAY 2 | 車山高原で天空リフト
午前車山高原(車山山頂リフト)リフト・展望 公式 ↗ 地図 ↗
車山高原の眺め
霧ヶ峰・車山高原のなだらかな稜線

2本のリフトを乗り継いで、標高1,925mの車山山頂へ。何ができる?=リフト遊覧、山頂からの360度パノラマ、なだらかな稜線のおさんぽ。八ヶ岳・南アルプス・富士山まで見渡せる、まさに天空の散歩道。(白樺湖から車で約10分)

ポイント:山頂駅まで歩かずリフトで行けるから、2歳連れでも“登頂”気分。夏でも山頂は涼しく、風が抜けて心地いい。
2歳メモ:リフトは保護者と同乗・抱っこ乗車。山頂は風が強く冷えるので上着を。ベビーカーは山頂駅までで。
所要 2時間前後リフトで山頂へ上着必須
車山肩・霧ヶ峰の高原さんぽ高原・花畑 地図 ↗
車山高原の花畑
夏はニッコウキスゲが咲く車山肩の草原

車山のふもと、なだらかに広がる草原地帯。夏はニッコウキスゲの黄色い花が斜面を彩ります。何ができる?=平坦な遊歩道のおさんぽ、花畑の写真、高原カフェでひと休み。ベビーカーでも進みやすい道が中心です。

ポイント:起伏がゆるく、2歳が自分の足で歩ける区間が多い。7月中〜下旬の花の時期はとくにきれい。
2歳メモ:日ざしをさえぎるものが少ないので帽子・日焼け止め・水分をしっかり。無理せず短めに。
所要 1時間前後ほぼ平坦夏は花畑

Where to stay宿の候補

白樺リゾート 池の平ホテル
白樺湖畔の大型リゾート。屋内プールや子ども向け施設が充実し、遊園地も目の前。天気が崩れても館内で遊べる。
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蓼科・白樺湖周辺のファミリーホテル
湖畔や高原に子連れ歓迎の宿が点在。温泉つきや夕朝食つきプランが多く、連泊の拠点にしやすい。
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🚗 交通(往復) 2〜3万🏨 宿1泊(家族) 3〜6万🎟 現地・食 2〜3.5万= 合計 7〜12万

💰 予算めやす:1泊2日・家族3人で7〜12万円目安。遊園地やリフトの入場・乗車代が加わる分やや高め。大型リゾートは夏休みピークで料金が上がるので、平日や8月下旬が狙い目です。

八ヶ岳の森
過ごし方 C

蓼科・北八ヶ岳の森でのんびり

動かない贅沢。涼しい森と、雨でも安心の室内あそび

あちこち回らず、静かな森でゆっくり連泊したい家族に。北八ヶ岳ロープウェイで涼しい溶岩台地へ、雨の日は絵本の美術館へ。宿でのんびりする時間もたっぷりとって、2歳のペースに合わせた“何もしない贅沢”を味わうプランです。

こんな家族におすすめ:予定を詰めたくない/宿でのんびりが好き/お昼寝リズムを崩したくない。雨でも困らない室内の逃げ場があるので、天気に一喜一憂せずに済みます。
エリア紹介|蓼科高原・北八ヶ岳:白樺湖の南に広がる森と温泉のエリア(長野県)。蓼科湖や美術館、温泉宿が点在し、北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅も近い。標高が高く木陰が多いので、夏でもひんやり静かに過ごせます。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 宿でのんびり
午後蓼科高原の宿へチェックイン移動・ゆとり

東京から車で約2.5時間。早めに宿に入って、温泉や庭でのんびり。初日は移動の疲れをとることに専念します。

2歳メモ:チャイルドシートは長時間になりがち。途中の高原SAで休憩とおむつ替えを。
DAY 2 | ロープウェイで涼しい森へ
午前北八ヶ岳ロープウェイ・坪庭(つぼにわ)ロープウェイ・散策 公式 ↗ 地図 ↗
北八ヶ岳から望む八ヶ岳の山並み
ロープウェイの山頂駅から広がる八ヶ岳の眺め

ロープウェイで一気に標高2,237mへ。頂上駅の目の前には坪庭という溶岩の台地が広がり、高山植物のあいだを一周する散策路があります。何ができる?=空中散歩のロープウェイ、涼しい溶岩台地さんぽ、雄大な山の眺め。夏でも山頂はひんやり。(蓼科の宿から車で約30分)

ポイント:ゴンドラは2歳が大よろこびの空中散歩。上は真夏でも15〜20℃と別世界の涼しさで、暑さから完全に逃げられる。
2歳メモ:坪庭一周は約30〜40分・岩の段差あり。無理せず入口付近だけでもOK。山頂は冷えるので必ず上着を。
所要 1.5〜2時間山頂15〜20℃上着必須
午後蓼科湖・湖畔のおさんぽ湖・自然 地図 ↗

宿へ戻る道すがら、静かな蓼科湖のほとりへ。何ができる?=湖畔のおさんぽ、ボートや彫刻公園、木陰でひと休み。派手さはないけれど、午後の光がやわらかく気持ちのいい場所です。お昼寝から戻ったらもう一度温泉へ。

ポイント:平坦で歩きやすく、短時間でも満足。混雑が少なく、2歳のペースで気ままに過ごせる。
DAY 3 | 雨でも安心の室内 → 帰路
午前えほんミュージアム清里(絵本美術館)美術館・室内 公式 ↗ 地図 ↗
えほんミュージアム清里
森のなかの絵本美術館

森のなかにある絵本の美術館。世界の絵本の原画や、実際に手にとれる絵本コーナーがあります。何ができる?=絵本よみ、原画鑑賞、静かな森のカフェ。雨や暑さの日でも涼しい室内でゆっくり過ごせます。(蓼科から車で約40分・清里方面)

ポイント室内で天気に左右されない逃げ場。2歳が絵本にふれられる時間は、旅のいちばん静かなハイライトになる。
2歳メモ:絵本コーナーは靴をぬいでくつろげる。ぐずったら森のテラスで気分転換を。
所要 1〜1.5時間室内で涼しい雨の日◎

Where to stay宿の候補

蓼科グランドホテル滝の湯 ほか温泉宿
蓼科温泉の老舗。広い大浴場と和室で、2歳連れでも布団でゆったり。夕朝食つきで外に出ずに完結。
候補を検索 ↗
蓼科・八ヶ岳のリゾート/ペンション
静かな森のなかの小規模宿。家庭的な食事とゆるやかな時間で、のんびり連泊に向く。
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🚗 交通(往復) 2〜3万🏨 宿2泊(家族) 5〜9万🎟 現地・食 2〜3.5万= 合計 9〜15万

💰 予算めやす:2泊3日・家族3人で9〜15万円目安。連泊で宿泊費は増えるものの、動きが少なく交通・入場費は控えめ。温泉宿は2食つきプランだと食事の心配がなくラクです。

🧳 持ち物メモ(2歳との高原)

  • 薄手の長袖・羽織もの(朝晩・リフト山頂は冷える)
  • 帽子・日焼け止め(標高が高く日ざしが強い)
  • 虫よけ・かゆみ止め(森・草原あそび用)
  • 歩きやすい靴・着替え(芝生や砂利道が多い)
  • 水着・タオル(湖や宿の水あそび用)
  • ベビーカー+抱っこ紐(散策路は抱っこが安心)
Editor's pick

2歳の避暑デビューなら「A・清里の牧場めぐり」

牧場のふれあい・芝生あそび・名物ソフトが近いエリアにそろい、移動が最小。無料スポットが多くて予算もやさしく、はじめての高原旅に安心です。しっかり遊ばせたいなら「B・白樺湖と車山リフト」のんびり連泊したいなら「C・蓼科の森」。どのプランも、真夏でも涼しい標高の高さがいちばんのごちそう。狙うなら7月前半か8月下旬〜9月の平日がおすすめです。