Family Journeys船で行く旅 / 2026.07.31 配信
海の上から見た伊豆大島
船で行く旅 / Slow Boat

東京から、
船で島へ。伊豆大島。

竹芝桟橋から乗って、着けばもう「東京の離島」。飛行機みたいにシートベルトで縛られない、デッキに出られる、海が見える。2歳が退屈しない乗り物旅です。

Access
竹芝から高速船 約1時間45分
Best season
海がおだやかな夏〜初秋
Stay
2泊(船中泊なら+1)
Story

「船で行く旅」と聞いて、まず思い浮かぶのが伊豆大島。羽田でも成田でもなく、集合は浜松町の竹芝桟橋です。ターミナルはこぢんまりしていて、待合室からもう船が見える。この「これから乗るものが目の前にある」感じが、子どもにはたまらないらしく、出発前から目が丸くなります。

高速ジェット船なら1時間45分。水面から浮き上がって走るので揺れが少なく、あっという間。ゆっくり行くなら大型客船で、夜に東京を出て朝に島に着く「船中泊」という手もあります。どちらにしても、着いた瞬間に椿と海と火山のにおいがして、東京から2時間の場所とは思えません。

島は車で一周1時間ちょっと。黒い砂浜、バウムクーヘンみたいな地層、火口湖がそのまま港になった波浮(はぶ)。動物園は入園無料で、ゾウがいます。2歳の「はじめての船旅」に、これくらいの距離感がちょうどいい。

なぜ、この時期?(8月下旬〜9月)

船旅の最大のリスクは欠航。冬の伊豆諸島航路は北西の季節風で揺れやすく、欠航率も上がります。その点夏から初秋は海がおだやかで、就航率が高いのがいちばんの理由です。加えて夏期は大型客船の昼行便が増発され、明るいうちにデッキで海を眺めながら渡れます。
ねらい目は8月下旬〜9月。お盆の混雑と船の満席が抜け、宿も取りやすくなるうえ、海水浴場はまだ開いていて水温も高いまま。夜は空気が澄んで星がよく見えます。ただし台風シーズンと重なるので、予備日を1日みておくか、キャンセル規定の緩い宿を選ぶのがコツです。

三原山
過ごし方 A

高速船でひとっ飛び、火山の島をまるごと

竹芝から1時間45分。三原山・地層・動物園を2泊で

とにかく移動をラクにしたい家族向け。朝いちの高速ジェット船に乗れば、お昼前には島でごはんを食べています。島は一周46kmと小さいので、レンタカーがあれば2泊で見どころをひととおり回れます。「火山の島」という個性がはっきりしていて、大人も面白い。

こんな家族におすすめ:船には乗りたいけど長時間は不安/2泊で名所をひととおり見たい/2歳を車で昼寝させながら回りたい。ジェット船は全席指定で、シートは飛行機に近い感覚。船酔いも比較的しにくいタイプです。
エリア紹介|伊豆大島:東京都でありながら伊豆半島の沖に浮かぶ、周囲約46kmの火山島。中心は港と商店・温泉が集まる元町。名物は青唐辛子醤油に漬けた白身魚の「べっこう寿司」、明日葉の天ぷら、島のり、牛乳煎餅。椿の島としても知られ、椿油の産地です。8〜9月の平均気温は東京より少し低め、海風が通って夜は過ごしやすい。着岸港は当日の風向きで元町港か岡田港に決まるので、宿には港送迎の有無を確認しておくと安心です。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 竹芝から海を渡って、元町へ
竹芝客船ターミナル → 伊豆大島高速ジェット船・約1時間45分 公式 ↗

浜松町・竹芝桟橋発。時速約80kmで水面から浮き上がって走る「セブンアイランド」シリーズで、揺れが少なく速い。窓の外はどんどん東京湾の景色が変わり、途中で観音崎や房総半島も見えます。夏は1日2〜3便前後(時期で変動)。

ポイント:飛行機と違って乗ってすぐ景色が始まる。滑走路待ちも保安検査の長い列もなく、出発30分前に着けば十分。「船に乗った」という実感がいちばん強い区間です。
2歳メモ:1歳未満は無料、1歳〜未就学は小児運賃(大人のおよそ半額)が目安。ジェット船は走行中に席を立てない時間帯があるので、乗る前におむつ替えとトイレを。ベビーカーは折りたたんで預けるかたち。
約1時間45分片道 大人8,000円前後全席指定・要予約
元町で、べっこう寿司のお昼島グルメ 地図 ↗

港のまわりに食堂と寿司屋が並びます。名物のべっこう寿司は、白身魚を青唐辛子入りの醤油に漬けたもの。飴色に光るのでこの名前。辛味があるので2歳には別に卵やたまごスープを頼むのが無難ですが、明日葉の天ぷらや島のり味噌汁はとりわけできます。

ポイント:着いてすぐ「島の味」に出会えるので、旅のスイッチが入る。店は小さめなので12時前に入るとスムーズ。
午後伊豆大島火山博物館博物館・屋内 公式 ↗ 地図 ↗
伊豆大島火山博物館
元町にある伊豆大島火山博物館

元町港から歩ける距離にある、火山をテーマにした博物館。1986年の噴火の記録映像や、地下の様子を再現した空間、揺れを体感できる装置などがあります。何ができる?=噴火の映像を見る、火山弾など本物の石にさわる、大きな模型を上から眺める。

ポイント屋内なので雨でも到着日でも確実。船で疲れた午後の「1本目」にちょうどよく、翌日の三原山が何倍も面白くなります。
2歳メモ:エレベーターあり、館内は平坦でベビーカーのまま回れます。暗い映像コーナーが苦手ならスキップして模型エリアへ。
所要 45分〜1時間大人500円前後元町港から徒歩圏
夕方元町 浜の湯で、海に沈む夕日露天風呂 公式 ↗ 地図 ↗

元町港のすぐ横、海に面した水着着用の露天風呂。混浴なので家族3人で一緒に入れます。正面は西向きで、晴れた日は湯船から夕日が海に落ちるところが見える。何ができる?=湯につかりながら夕日、浅い場所でぱしゃぱしゃ。

ポイント:水着で入れる=2歳を裸で抱えて洗い場を歩かなくていい。この島でいちばん「来てよかった」と言いたくなる時間帯。日の入り時刻を調べて30分前に。
2歳メモ:おむつが取れていない子は水遊び用おむつ+水着で。湯温はぬるめの箇所もあるので、無理せず短時間で。
所要 1時間大人400円前後水着必須
DAY 2 | 三原山と、バウムクーヘンの地層
午前三原山(御神火茶屋〜火口一周)火山・展望 情報 ↗ 地図 ↗
三原山と溶岩流
黒い溶岩流が広がる三原山の山腹

島の中央にそびえる活火山。元町から山頂口の御神火(ごじんか)茶屋まで車で約25分、駐車場から降りればもうカルデラの中。目の前に黒い溶岩の海が広がり、地球が別の顔をしています。何ができる?=展望台から火口丘を眺める、遊歩道を少し歩く、山頂の売店で明日葉ソフト。

ポイント展望台までは車で行けるので、歩けなくても絶景が見られるのが子連れに最高。火口を一周する「お鉢めぐり」は1時間前後の砂利道なので、2歳連れなら入口から15分だけ歩いて引き返すのが現実的です。
2歳メモ:ベビーカーは不向き(火山砂利)=抱っこ紐推奨。遮るものがなく日差しと風が強いので、帽子・羽織り・水を必ず。展望台横にトイレと売店あり。
所要 1〜2時間入山無料元町から車で約25分
午前ゴジラ岩奇岩・写真 地図 ↗
三原山のゴジラ岩
溶岩が固まってできた「ゴジラ岩」

三原山の火口一周道路沿いにある、噴火でできた溶岩の塊。角度によって本当に怪獣が吠えているように見えます。何ができる?=「ゴジラだ!」と指さして写真を撮る、それだけ。でもこれが妙に盛り上がる。

ポイント:山頂口から近く、ちょっと歩くだけで「見つけた!」がある。長距離を歩かせずに達成感を作れるスポット。
午後地層大切断面(バウムクーヘン)絶景・車窓 情報 ↗ 地図 ↗
地層大切断面
道路沿いに約600m続く、しま模様の地層

島の南西、道路を通すために山を削ったところ、何万年ぶんもの噴火の地層が縞になって現れた——という場所。長さ約600m、高さ20m超。あまりにバウムクーヘンなので、島の人もそう呼びます。何ができる?=車を停めて見上げる、記念写真。三原山から車で約20分

ポイント車を降りてすぐ、歩かずに見られる絶景。子どもが車で寝ていても、起きていても成立する希少なスポット。午後は光が当たって縞がはっきり出ます。
2歳メモ:路肩の見学スペースは車道のすぐ横。手をつないで、道路側に出ないよう注意を。
所要 15〜20分無料路肩の駐車スペースあり
夕方宿へ戻ってごはんと温泉のんびり

島の宿は夕食が早め(18時前後)のところが多く、子連れにはむしろ好都合。食後は外に出て星空を。街灯が少ないので、天の川が見える夜もあります。

DAY 3 | 動物園 → 船で帰る
午前都立大島公園 動物園動物園・入園無料 公式 ↗ 地図 ↗
大島公園の椿の散歩道
大島公園内、椿にかこまれた散歩道

島の北東、都立大島公園の中にある入園無料の動物園。ゾウ、レッサーパンダ、ワオキツネザル、フラミンゴ、カピバラなどがいて、無料とは思えない規模。同じ公園内には世界の椿を集めた椿園と、木陰の散歩道があります。何ができる?=ゾウを間近で見る、サル山をのぞく、木陰をベビーカーで散歩。

ポイント無料だから「2歳が飽きたら帰る」が気軽にできる。しかもゾウがいる。旅の最終日、船の時間まで軽く過ごすのにちょうどいい規模です。
2歳メモ:園路は舗装されていてベビーカーOK。多少のアップダウンあり。元町から車で約30分、岡田港からは約15分なので帰りの船に乗りやすい配置。
所要 1.5〜2時間入園無料岡田港から車で約15分
午後港へ → 竹芝へ帰る移動

レンタカーを返して港へ。出航の30分前には着いておきたいところ。帰りの船でも、遠ざかる三原山を窓から見送れます。

2歳メモ:着岸港が当日変更になることがあるので、レンタカー会社に「乗る便と港」を伝えておくと乗り捨て対応してくれます。

Where to stay宿の候補

大島温泉ホテル
三原山の中腹。露天風呂から正面に三原山が見える名物宿。明日葉づくしの食事、港送迎あり。島でいちばん「泊まった感」のある選択。
公式を検索 ↗
元町エリアの旅館・民宿
港・食堂・浜の湯まで歩ける便利さが最大の武器。和室で布団を並べられる宿が多く、2歳連れはベッドから落ちる心配がない。
候補を検索 ↗
🚢 船(往復・3名)3.5〜4.5万🏨 宿2泊 4〜6万🚗 レンタカー2日 1.2〜1.8万🍚 食・入浴 1〜2万= 合計 10〜13万

💰 予算めやす:家族3人(おとな2+2歳)で10〜13万円。船は大型客船に替えると往復で1〜2万円ほど下がります。夏の繁忙期は船も宿も値上がり・満席になりやすく、お盆を外した8月下旬〜9月が価格・混雑ともに有利。

東京港のさるびあ丸
過ごし方 B

夜の客船で「船に泊まる」旅

レインボーブリッジをくぐって出港、朝は島。船そのものが目的地

「船で行く旅」を字義どおり味わうならこちら。夜、竹芝から大型客船さるびあ丸に乗り込み、船室で眠って、目が覚めたら島に着いている。デッキに出れば東京の夜景が流れていき、そのまま暗い海へ。2歳にとっては、遊園地よりも強い体験になるかもしれません。

こんな家族におすすめ:乗り物そのものを楽しみたい/宿泊費を1泊ぶん浮かせたい/夜の東京湾の夜景を家族で見たい。個室(特等・特1等など)を取れば、2歳が寝てしまっても大丈夫。夏期は明るいうちに渡る昼行便も設定されるので、船酔いや夜泣きが不安なら昼行便+現地2泊に組み替えるのもあり。
船の紹介|さるびあ丸:東海汽船の大型客船。竹芝を22時ごろ出港し、翌朝6時ごろ伊豆大島着(その後、利島・新島・式根島・神津島へ)。船内には売店、レストラン、シャワー、自動販売機、展望デッキ。客室は雑魚寝タイプの2等から、鍵のかかる個室までグレードが分かれています。子連れなら個室一択

Model planモデル行程(船中1泊+島2泊・日付は自由に)

DAY 1 夜 | 竹芝を出港、船に泊まる
21:00竹芝客船ターミナル乗船 公式 ↗ 地図 ↗

浜松町駅から歩いて約7分、ゆりかもめ竹芝駅からすぐ。乗船が始まるとタラップを上がって船内へ。出港の瞬間、汽笛が鳴って岸が離れていくところは、ぜひデッキで。しばらくするとレインボーブリッジの真下をくぐります

ポイント:橋の下をくぐる数分は、この旅のハイライトのひとつ。夜景がぐるりと回って見え、大人のほうが興奮します。寝かしつけはそのあとで十分。
2歳メモ:夜の出発なので、夕食は乗船前に済ませてお風呂も入っておくと、乗ってすぐ寝かせられます。個室は布団または簡易ベッドで、揺れが気になるときは床に布団を敷くと安定。
22:00ごろ出港翌6:00ごろ着個室は早めの予約推奨
DAY 2 | 早朝に上陸、レトロな港町へ
早朝御神火温泉で「朝ぶろ」温泉・屋内 情報 ↗ 地図 ↗

元町港のすぐそばにある屋内の温泉施設。早朝着の船に合わせて開くことが多く、上陸したてで宿に入れない時間帯の逃げ場になります。何ができる?=湯につかる、休憩室で仮眠、朝ごはん。

ポイント「早朝6時に着いてしまう」問題の答えがここ。船で寝足りない2歳を休ませ、大人も湯で目を覚ましてから1日を始められます。
2歳メモ:畳の休憩スペースがあるので、朝寝させておける。営業時間は船の運航で変わるため事前確認を。
所要 1〜2時間大人1,000円前後元町港すぐ
午前波浮港(はぶみなと)と見晴台港町・展望 情報 ↗ 地図 ↗
見晴台から見た波浮港
火口湖がそのまま港になった波浮港(見晴台より)

島の南端。もとは火口の跡にできた湖で、それを海とつないで港にした——という成り立ちからして面白い場所です。丸くくぼんだ入り江に漁船が並び、斜面に家がびっしり。元町から車で約35分。まずは「波浮の港見晴台」から全景を見下ろしてから、坂を下りて港町へ。

ポイント見晴台は駐車場から数十歩で絶景。歩かせずに「うわ」と言える。港のまわりは車が少なく、猫がのんびりしていて、2歳を少し歩かせるのにも向いています。
2歳メモ:港町は坂と階段が多く、ベビーカーはかなり厳しい。抱っこ紐で。港沿いの平坦な道だけ歩くのが現実的。
所要 1〜1.5時間無料元町から車で約35分
午前島の古民家をのぞく(郷土資料館・旧甚の丸邸)歴史・建物 情報 ↗ 地図 ↗
伊豆大島に保存された伝統的な民家
島に残る伝統的な家のつくり

波浮の高台には、明治期の網元の家「旧甚の丸邸」が公開されています(無料)。太い梁、囲炉裏、畳の広間。元町側の郷土資料館にも、島の暮らしの道具や古い民家が保存されています。何ができる?=畳に上がってひと休み、昔の道具を見る。

ポイント畳に座れる=2歳を解放できる場所。観光のあいだに「休憩」を挟めるのが、子連れには何よりありがたい。
DAY 3 | 島の南を回って、夕方の船で
午前筆島奇岩・海の絶景 地図 ↗
筆島
海にぽつんと立つ筆島

島の東海岸、海の上に筆の先のようにぽつんと立つ岩。100万年以上前の古い火山の芯(火道)だけが波に削り残された、という成り立ち。展望スペースから見下ろします。波浮から車で約10分

ポイント:ここも車を降りてすぐ見えるタイプ。島の東側は海が荒々しく、西側の元町とは景色がまるで違うのがわかります。
午後港へ → 高速船で帰路移動

帰りは高速ジェット船で1時間45分。行きは8時間、帰りは2時間——という非対称も、この旅らしい体験です。

Where to stay宿の候補

さるびあ丸の個室(特等/特1等など)
1泊目は船の上。鍵のかかる個室で、2歳が寝ても安心。人数分の寝台があるタイプを選ぶこと。夏期は早く埋まるので発売日に押さえたい。
東海汽船 公式 ↗
波浮・元町の民宿
2〜3泊目は島で。波浮側は静かでレトロ、元町側は便利。どちらも家庭的な夕食が魅力で、子ども用の取り分けにも慣れています。
候補を検索 ↗
🚢 船(行き客船個室・帰り高速船)4〜6万🏨 島の宿2泊 4〜5万🚗 レンタカー2日 1.2〜1.8万🍚 食・入浴 1〜2万= 合計 11〜14万

💰 予算めやす:家族3人で11〜14万円。個室のグレードで振れ幅が大きく、2等和室にすればぐっと下がりますが、2歳連れには個室をおすすめします。船中泊で宿1泊ぶんを節約できるので、実質の差は思ったより小さい。

伊豆大島の岡田港
過ごし方 C

なにもしない、海と温泉だけの2泊

観光は1日1つ。黒い砂浜と露天風呂と、島のごはん

名所を回るのはやめて、船に乗ることと海に入ることだけを目的にする過ごし方。伊豆大島の砂は火山の島らしく黒いので、白い砂浜に慣れた目にはそれだけで非日常です。予定を入れないぶん、天気にも子どもの機嫌にも振り回されません。

こんな家族におすすめ:旅先で詰め込むと毎回しんどくなる/2歳の昼寝リズムを最優先したい/レンタカーを運転せず、宿と海の往復だけで満足できる。元町エリアに泊まれば、港・海水浴場・温泉・食堂がぜんぶ徒歩圏です。
エリア紹介|元町:島でいちばん賑やかな地区といっても、コンビニ規模の商店と食堂が並ぶ静かな港町。港の南にすぐ弘法浜という海水浴場があり、監視員のいる夏期は特に安心。歩いて温泉、歩いて夕日。車がなくても2泊なら困りません。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 昼に着いて、海を眺めて終わり
船で到着 → 宿にチェックイン移動

高速船でも大型客船の昼行便でもOK。荷物を置いたら、あとはもう海。着いた日は「島に来た」ことだけを味わいます。

2歳メモ:着岸港(元町/岡田)は当日決定。宿の送迎を頼んでおくとどちらでも迎えに来てもらえて安心です。
夕方元町港の夕暮れ夕景・さんぽ 地図 ↗
元町港から見た海
元町港から西を向くと、正面は伊豆半島と夕日

元町は島の西岸なので、正面に夕日が沈みます。晴れた日は水平線の向こうに伊豆半島、その上に富士山が浮かぶことも。何ができる?=堤防ぞいを歩く、船の出入りを眺める、夕日を見る。

ポイント宿から歩いて数分でこの景色。到着日にちょうどいい「予定のない予定」。
DAY 2 | 午前は海、午後は昼寝、夕方は湯
午前弘法浜(こうぼうはま)で砂遊び海水浴場 情報 ↗ 地図 ↗

元町港から歩ける海水浴場。夏期は監視員が入り、シャワーや更衣室、屋外プール(時期により)も整います。砂は黒く、日なたではかなり熱くなるのでビーチサンダル必須。何ができる?=波打ちぎわで水遊び、黒い砂で山づくり、貝さがし。

ポイント歩いて行ける=濡れたまま宿に帰れる。子連れの海はこの「帰りやすさ」が満足度を決めます。午前中は日差しがまだやさしく、人も少なめ。
2歳メモ:水遊び用おむつ+ラッシュガード+帽子。黒砂は熱を持つので足元は必ずサンダルか靴。日陰用のポップアップテントがあると滞在時間が倍になります。
所要 2時間無料遊泳期間は要確認
午後宿でお昼寝 → 商店街をぶらり休憩

13〜15時は部屋で昼寝。起きたら元町の商店へ。牛乳煎餅、椿油、明日葉のお菓子など、島の産品を見て回るだけでも楽しい。カフェで明日葉ソフトを。

夕方元町 浜の湯(水着で入る海辺の露天)露天風呂 公式 ↗ 地図 ↗

海に面した水着着用の露天風呂。家族3人で同じ湯船に入れて、正面には夕日。何ができる?=夕日を見ながら湯につかる、ぬるい場所でぱしゃぱしゃ。

ポイント:この過ごし方の主役。海で遊んだあとの塩を落として、そのまま夕日という流れが完璧です。
2歳メモ:水遊び用おむつ+水着で。湯あたりしないよう短時間で切り上げ、水分を。
DAY 3 | もう一度海へ → 帰路
午前大島公園 動物園(船まで時間があれば)動物園・入園無料 公式 ↗ 地図 ↗

入園無料の動物園。ゾウやレッサーパンダがいて、木陰の散歩道もあります。バスかタクシーで元町から約30分。時間が中途半端なら無理せず、もう一度海に行くのでもまったく構いません。

ポイント:無料なので「行かない」判断も気楽。この過ごし方では、あくまでオプション扱いに。
午後港へ → 竹芝へ移動

船が出るまでの時間は、港のベンチで海を見て過ごすのがこの旅らしい終わり方。

Where to stay宿の候補

元町の海沿いホテル・旅館
港・弘法浜・浜の湯がすべて徒歩圏。夕日の見える部屋を選べれば、それだけで滞在が成立します。車なしで完結。
候補を検索 ↗
島の民宿(1泊2食)
明日葉や島の魚が出る家庭的な夕食。和室に布団を並べられ、夕食時間も早め。2歳連れにはホテルより気楽なことも。
候補を検索 ↗
🚢 船(往復・3名)3.5〜4.5万🏨 宿2泊 4〜6万🚌 バス・タクシー 0.5〜1万🍚 食・入浴 1〜1.5万= 合計 9〜12万

💰 予算めやす:レンタカーを使わないぶんいちばん安く、家族3人で9〜12万円船・宿・現地の3つとも時期で大きく変動します(お盆と週末が高い)。島内は路線バスの本数が少ないので、動く日はタクシーを前提に見ておくと安心です。

🧳 持ち物メモ(2歳との船旅・島旅)

  • 抱っこ紐(三原山・波浮はベビーカー不可)
  • 水着・水遊び用おむつ(浜の湯は水着着用)
  • ビーチサンダル or 濡れてもいい靴(黒砂は熱い)
  • 帽子・日焼け止め・薄手の羽織り(山頂は風が強い)
  • 酔い止め(子ども用の可否は事前に相談を)
  • おむつ・おやつは多めに(島の店は品ぞろえ限定)
Editor's pick

「船で行く旅」を味わうなら、B・夜の客船

高速船は速くて快適ですが、正直「速い乗り物」で終わります。夜にレインボーブリッジをくぐって、船室で眠って、朝の海に島が浮かんでいる——この一連は、2歳にとっても大人にとっても一生ものの記憶になります。船酔いや夜泣きが不安なら「A・高速船で王道2泊」とにかく休みたいなら「C・海と温泉だけ」。時期はお盆明けの8月下旬〜9月が、海がおだやかで混雑も抜けていて狙い目です。台風だけは読めないので、予備日を1日みておくと気がラクになります。