Family Journeysいつか行きたい / 2026.06.29 配信
青森ねぶた祭の大型ねぶた
偶然の旅の巡り合い / Discovery

夏のねぶたと、
水のきれいな青森へ。

本州のいちばん北。夏でもからっと涼しく、夜は迫力のねぶた、昼は奥入瀬の渓流と十和田湖。海も山も近くて、2歳の「はじめての東北」にちょうどいい旅先です。

Best season
夏=涼しい&祭り最盛
Access
東京から新幹線 約3時間
Stay
2泊めやす
Story

新幹線を降りると、空気がひんやり軽い。東京がうだるような暑さでも、青森の夏は朝晩すずしくて、汗だくにならずにお出かけできます。奥入瀬の渓流ぞいを歩けば、木もれ日とせせらぎの音。ベビーカーを押しながら「気持ちいいね」と言える、そんな散歩道です。

そして夜は、ねぶた。大きな灯ろうが街をねり歩き、「ラッセラー」のかけ声と太鼓が体にひびきます。光と音にびっくりして泣いちゃう子もいれば、目をまんまるにして見入る子も。りんごソフトを片手に、家族でぼーっと眺める夏の夜——青森には、そんな「ちょっと特別な日常」が待っています。

なぜ、この時期?

青森の夏は本州でいちばん過ごしやすいといっていいくらい。盛夏でも日中は25〜28℃ほど、朝晩はさらに涼しく、湿気も少なめで子連れの体力にやさしい気候です。さらに8月2〜7日は青森ねぶた祭、5〜8日は弘前ねぷた・五所川原立佞武多と、東北の夏祭りがいっせいに最盛期。奥入瀬の新緑〜深緑がもっとも美しく、十和田湖の遊覧船もベストシーズン。「夏に行く価値がいちばん高い」のが青森です。(祭りの正確な日程・時間は毎年公式でご確認を)

奥入瀬渓流のせせらぎ
過ごし方 A

奥入瀬渓流と十和田湖で涼む

渓流ぞいの平坦さんぽと湖のクルーズ。夏でもひんやり快適

青森の夏の魅力をぎゅっと味わうなら、まずはここ。奥入瀬の渓流ぞいは木かげが続いて涼しく、ベビーカーでも歩ける区間があります。十和田湖の遊覧船でのんびり、温泉宿に泊まって——のリズムが、2歳連れにちょうどいい王道プランです。

こんな家族におすすめ:とにかく涼しく過ごしたい/自然の中をのんびり散歩したい/移動を詰め込まず温泉宿でゆっくりしたい。渓流→湖→温泉と無理のない流れで、子の昼寝も組み込みやすい。
エリア紹介|十和田・奥入瀬:青森県の南、十和田八幡平国立公園のなか。十和田湖から流れ出す奥入瀬渓流は約14kmの清流で、滝と苔と木もれ日が続く別世界。夏でも涼しく、湖畔には温泉宿や食事処が点在します。新青森駅からは車で約2時間、八戸駅からもアクセス良好。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に)

DAY 1 | 東京 → 新青森 → 奥入瀬の宿へ
午前発東京 → 新青森(新幹線)移動・約3時間

東京から新青森まで東北新幹線「はやぶさ」で約3時間。新青森でレンタカーに乗りかえ、奥入瀬・十和田方面へ(約2時間)。お昼寝の時間に車移動を重ねるとラクです。

2歳メモ:指定席は2席+ひざ上もOK。多目的室がある号車近くだと授乳・おむつ替えに安心。おやつと飲み物を多めに。
新幹線 約3時間+ 車 約2時間昼寝に車移動を
夕方奥入瀬・十和田湖畔の温泉宿でチェックイン宿・温泉

初日は移動メイン。宿に着いたら温泉と夕食でゆっくり。渓流ぞいや湖畔の宿なら、窓の外の緑だけで旅気分が高まります。

ポイント:初日に欲張らないのが子連れのコツ。翌日の散歩に体力を残せる。
DAY 2 | 奥入瀬渓流さんぽ → 十和田湖クルーズ
御鼻部山から見た十和田湖
十和田湖(御鼻部山展望台より)
午前奥入瀬渓流(石ヶ戸〜雲井の滝あたり)渓流・散歩 アクセス検索 ↗

渓流ぞいの遊歩道を、気になる滝までゆっくり。何ができる?=せせらぎを聞きながらの森さんぽ、滝の見学、苔や水の生きもの観察。全部歩くと長いので、石ヶ戸〜雲井の滝など見どころだけ切り取るのがおすすめ。

ポイント:夏でも木かげで涼しく、平坦区間が多い。車道と並行しているので、疲れたら無理せず引き返せるのも子連れに安心。
2歳メモ:一部はベビーカーでも進めますが、抱っこひも併用が無難。虫よけ・帽子・歩きやすい靴を。渓流は柵のない場所もあるので必ず手をつないで。
所要 1.5〜2時間木かげで涼しい朝が空いている
午後十和田湖 遊覧船湖・クルーズ 運航・料金 ↗

渓流の源、十和田湖へ。何ができる?=遊覧船で湖上から外輪山の景色をのんびり、湖畔の「乙女の像」さんぽ、ひめます(湖の名物魚)料理のランチも。デッキから吹く風が気持ちいい。

ポイント:歩かず座って絶景を楽しめるので、午前の散歩で疲れた午後にぴったり。船に乗る=それ自体が2歳の特別体験
2歳メモ:未就学児は無料のことが多い(要確認)。船内は救命具の場所を確認し、デッキでは必ず手をつないで。揺れが心配ならお昼寝後の便を。
所要 約1時間(乗船)幼児無料の場合あり風が涼しい
DAY 3 | 湖畔でのんびり → 新青森 → 帰京
午前湖畔さんぽ → 新青森へゆとり

最終日は無理せず、宿の周りや湖畔をさんぽ。新青森へ戻る前に、青森駅近くの市場でのっけ丼やりんごスイーツをおみやげに。お昼寝の時間に合わせて帰りの新幹線を予約すると、車内で寝てくれてラクです。

2歳メモ:帰りの新幹線は早めに座席確保を。駅でおにぎり・果物など食べやすいものを買っておくと安心。

Where to stay宿の候補

奥入瀬渓流ホテル
渓流ぞいの大型リゾート。露天風呂や森のアクティビティがあり、子連れでも過ごしやすい。送迎バスの設定あり。
公式を検索 ↗
十和田湖畔の温泉宿(休屋エリア)
湖のすぐそば。遊覧船乗り場や食事処が近く、湖畔さんぽに便利。和室なら2歳も寝かせやすい。
候補を検索 ↗

💰 予算めやす:新幹線往復+レンタカー+温泉宿2泊で家族9〜13万円目安(宿のグレードで変動)。夏休み・お盆は高騰するので早めの予約を。

青森ねぶた祭の運行のようす
過ごし方 B

ねぶた祭を体感する

本場の夏祭りへ。昼は通年見られる屋内施設で予習も

夏の青森といえば、やっぱりねぶた。8月2〜7日のお祭り期間に合わせて、本場の迫力を体感するプランです。とはいえ夜の運行は2歳には少しハード。昼はねぶたを通年展示する屋内施設で「予習」して、夜は無理のない範囲だけ——という組み立てがおすすめです。

こんな家族におすすめ:一生に一度は本場のねぶたを見たい/お祭りの熱気を味わいたい/夜は短時間で切り上げる前提でOK。青森駅周辺に泊まれば、夜の移動が最小で安心。
エリア紹介|青森市:県庁所在地で、青森駅・新青森駅を擁する玄関口。海(陸奥湾)に面し、夏でも涼しい港町。駅前の市場「のっけ丼」、ねぶたの屋内ミュージアム、ベイエリアの遊歩道など、子連れでも回りやすい見どころが徒歩圏に集まっています。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に/祭り期間に合わせて)

DAY 1 | 東京 → 新青森 → ベイエリア
午前発東京 → 新青森 → 青森駅周辺へ移動・約3時間

新幹線で新青森まで約3時間、在来線ですぐ青森駅へ。駅前のホテルに荷物を預けたら、海沿いのベイエリアをさんぽ。三角形が目印の観光物産館「アスパム」やワ・ラッセ周辺は平坦で歩きやすい。

2歳メモ:駅近ホテルなら昼寝のたびに戻れて安心。ベイエリアはベビーカーで快適。
午後ねぶたの家 ワ・ラッセ屋内・ミュージアム 公式・料金 ↗

実際に祭りで運行された大型ねぶたを通年展示する屋内施設。何ができる?=間近で見上げる迫力体験、ねぶた囃子の太鼓や笛にさわれる体験コーナー、制作の解説。お祭り当日でなくても、ここで「本物」に出会えます。

ポイント屋内で涼しく、雨でも安心。夜の運行を見る前にここで予習しておくと、子も光や音にびっくりしにくい。
2歳メモ:未就学児は無料のことが多い(要確認)。館内は平坦・ベビーカーOK。太鼓体験は子が喜びやすい。
所要 1〜1.5時間幼児無料の場合あり暑さ/雨対策に◎
DAY 2 | 市場の朝ごはん → 夜はねぶた運行
午前青森魚菜センター(のっけ丼)市場・グルメ 営業時間 ↗

食券を買って、好きな海鮮を白ごはんに「のっけて」自分だけの丼を作る市場グルメ。何ができる?=マグロやホタテなど青森の海の幸を少しずつ。子の食べられるネタ(玉子・サーモンなど)を選んであげられるのも便利。

ポイント:量を自分で調整できるので、子連れでも無駄なく楽しめる。朝の港町ごはんで一日を気持ちよくスタート。
2歳メモ:座席は混みあう時間を避けて。取り分け用の小皿やスプーン持参が便利。
所要 約1時間朝が空いている
日中浅虫水族館 で昼のお出かけ水族館・室内 公式・料金 ↗

青森市の東、浅虫温泉エリアにある水族館。何ができる?=イルカショー、トンネル水槽、ホタテなど陸奥湾の生きもの観察。室内中心で涼しく、お昼寝の前後に立ち寄りやすい。

ポイント:夜のお祭りに備えて、昼は涼しい室内で体力温存。イルカショーは2歳でも釘づけ
2歳メモ:未就学児は無料の場合あり(要確認)。ベビーカーOK・授乳室あり。
所要 1.5〜2時間室内で涼しい
夜(祭り期間のみ)青森ねぶた祭 運行祭り・夜 日程・観覧 ↗

毎年8月2〜7日の夜(7日は昼+海上運行+花火)に、大型ねぶたが街をねり歩きます。何ができる?=光るねぶたの行進、「ラッセラー」のかけ声、太鼓と笛の生演奏。沿道で見るだけでも大迫力です。

ポイント:2歳には短時間だけ・人混みのゆるい場所でがコツ。最初の数台を見たら早めに切り上げると、子もぐずりにくい。有料観覧席なら場所取り不要で座って見られます。
2歳メモ:太鼓の音が大きいので、嫌がる子はイヤーマフがあると安心。ベビーカーは人混みで動きにくいので抱っこひも推奨。迷子札を忘れずに。日程・時間は必ず公式で確認を。
8/2〜7 開催夜は短時間で有料席は事前手配
DAY 3 | おみやげ → 帰京
午前A-FACTORY でおみやげ → 新青森ゆとり

青森駅前のA-FACTORYで、りんごジュースやシードル、地元スイーツをおみやげに。お昼寝の時間に合わせて帰りの新幹線へ。

Where to stay宿の候補

青森駅前のシティホテル
ワ・ラッセや市場、運行コースまで徒歩圏。夜のお祭りのあと、すぐ部屋に戻れるのが最大の利点。
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浅虫温泉の宿
海沿いの温泉地。水族館が近く、青森市街へも電車で移動可。祭りの喧騒から少し離れてのんびりしたい家族に。
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💰 予算めやす:新幹線往復+市内2泊で家族9〜14万円目安。ねぶた期間(8/2〜7)は宿が早期満室&高騰するので、数か月前の予約が安心。有料観覧席は別途。

弘前城の西堀と緑
過ごし方 C

弘前の城下町と五能線の海

緑の弘前公園さんぽ+絶景ローカル線で、のんびり旅

桜で有名な弘前は、夏は深い緑につつまれた静かな城下町。広い公園をベビーカーでさんぽし、レトロな洋館やりんご畑を巡る——そんなゆったり旅です。さらに足をのばせば、日本海ぞいを走る絶景ローカル線「五能線」も。車窓そのものが思い出になります。

こんな家族におすすめ:人混みより静かな町歩きが好き/レトロな街並みや写真映えが好き/電車そのものを楽しみたい。お祭りの喧騒とは違う、落ち着いた青森を味わえます。
エリア紹介|弘前:青森県西部の城下町。弘前城を中心にした弘前公園は広く緑ゆたかで、明治期の洋館やカフェが点在するレトロな雰囲気。新青森駅から在来線で約40〜50分。りんごの一大産地で、夏は青いりんごが実る畑の風景も楽しめます。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に)

DAY 1 | 東京 → 新青森 → 弘前
午前発東京 → 新青森 → 弘前移動・約3.5時間

新幹線で新青森まで約3時間、在来線で弘前へ約40〜50分。ホテルに荷物を預けたら、城下町をのんびり歩きはじめます。

2歳メモ:在来線も指定がない区間が多いので、混雑時間を避けてゆったり移動を。
午後弘前公園(弘前城)公園・城 アクセス ↗

お堀にかこまれた広い公園。何ができる?=天守や櫓の見学、お堀ぞいの木かげさんぽ、広場でのびのび外遊び。夏は新緑が美しく、桜の季節ほど混まないのでベビーカーでゆっくり一周できます。

ポイント:とにかく広くて開放的。木かげが多く夏でも涼しい。城内は一部砂利道なので抱っこひも併用が安心。
2歳メモ:園内は無料エリアが広い(本丸など一部有料)。売店・トイレあり。帽子と水分、虫よけを。
所要 1.5〜2時間木かげで涼しい夏は空いている
DAY 2 | 五能線でリゾートしらかみ → 海の絶景
午前リゾートしらかみ(五能線)観光列車・絶景 予約・時刻 ↗

日本海ぞいを走る観光列車。何ができる?=大きな窓から海すれすれの絶景、ボックス席でピクニック気分、区間によっては車内イベントも。全線は長いので、弘前〜千畳敷など短い区間を切り取るのが子連れ向き。

ポイント:座ったまま絶景を楽しめるので2歳もぐずりにくい。窓いっぱいの海は大人にも忘れがたい体験。指定席なので場所取り不要。
2歳メモ:ボックス席を確保すると向かい合わせで快適。お昼寝の時間に乗ると寝てくれることも。乗車前に飲み物・おやつを準備。
区間で所要可変全席指定海側席が人気
午後千畳敷海岸 または 鯵ヶ沢の海辺海岸・自然 検索 ↗

列車を降りて、岩がテーブルのように広がる千畳敷海岸へ。何ができる?=潮だまりの生きもの観察、磯さんぽ、日本海に沈む夕日。海風が涼しく、夏のおさんぽにぴったり。

ポイント:駅からすぐ海に出られる手軽さが魅力。岩場は滑りやすいので、必ず手をつないで滑りにくい靴で。
2歳メモ:着替えとタオルを。波打ちぎわは目を離さないで。日よけ・帽子も忘れずに。
DAY 3 | 洋館めぐり → 帰京
午前弘前の洋館・カフェ → 新青森ゆとり

最終日は弘前のレトロな洋館や、りんごスイーツの名店をゆっくり。アップルパイの食べ比べも楽しい。お昼寝の時間に合わせて帰りの新幹線へ。

Where to stay宿の候補

弘前公園周辺のホテル
城下町の中心。公園や洋館、カフェ巡りが徒歩圏で、町歩き重視の家族に便利。
候補を検索 ↗
大鰐温泉・鰺ヶ沢の温泉宿
弘前近郊の温泉地。少し足をのばして、のんびり湯につかりたい家族に。和室なら2歳も寝かせやすい。
候補を検索 ↗

💰 予算めやす:新幹線往復+2泊+リゾートしらかみで家族9〜13万円目安。観光列車は人気のため、指定席は早めの予約を。

Editor's pick

はじめての青森なら「A・奥入瀬と十和田湖」

夏でもひんやり涼しい渓流さんぽと、座って楽しむ湖クルーズ。温泉宿を拠点に移動を詰め込まず、2歳の昼寝も組み込みやすいのがいちばんの理由です。本場の熱気を味わうなら「B・ねぶた満喫」(8/2〜7・宿は早めに)、静かな町歩きと絶景列車なら「C・弘前と五能線」。どのプランも、青森のいちばんいい季節=夏に旬を迎えます。

この時期にとくにおすすめの過ごし方:朝のうちに奥入瀬の渓流さんぽで涼をとり、午後は十和田湖の遊覧船でひと休み。汗だくにならずに「夏の自然」を満喫できるのが、青森ならではの夏の贅沢です。