Family Journeysいつか行きたい / 2026.08.20 配信
夕暮れの台北と台北101
偶然の旅の巡り合い / Discovery

4時間で、
秋のいちばん心地いい島へ。

飛行機に乗って、映画1本ぶんで着いてしまう。パンダもロープウェイも温泉も、屋台のごはんも。10月の台湾は、2歳と歩くのにちょうどいい気温と、ちょうどいい距離感でできています。

Best season
10〜11月(乾いた晴れ)
Flight
東京から直行 約4時間
Stay
4〜5泊
With
2歳の子ども
Story

朝いちの便に乗れば、お昼には台北のホテルにいます。空港からのバスの窓に、看板の漢字がびっしり並んでいく。読めそうで読めない字を眺めているうちに、「あ、外国に来たな」と実感が追いついてくる——台湾のはじまりは、だいたいこんな感じです。

10月の台北は、朝晩に風がすっと涼しくなって、日中も汗だくにならない。動物園でキリンを見上げて、そのままロープウェイでお山の上へ。ゴンドラが揺れながら茶畑の上をすべっていくあいだ、子どもは窓に張りついたまま黙って外を見ている、あの時間。

夕方は温泉街をぶらぶらして、夜は屋台で葱油餅を半分こ。ベビーカーを押していると、屋台のおばちゃんが手を振ってくれたり、席を詰めてくれたり。子連れにやたらと優しい国です。「はじめての海外、台湾でよかったね」と、帰りの機内でたぶん言うことになります。

なぜ、この時期?

台湾は6〜9月が暑さと台風のピーク。それが10月に入ると台風シーズンが落ち着き、湿気が抜けて日中25℃前後の過ごしやすい日が増えます。11月にかけてが一年でいちばん歩きやすい季節。屋外の動物園・ロープウェイ・老街さんぽが、汗だくにならずに楽しめるのはこの時期ならでは。加えて夏休みが明けて航空券・ホテルが落ち着くのも、家族旅行には大きい。北部(台北)は秋に雨が増えるので、屋内のスポットを1つ混ぜておくのが小さな子連れのコツです。

猫空ロープウェイ
過ごし方 A

台北まるごと、MRTだけで

動物園・ロープウェイ・温泉・夜市。ぜんぶ地下鉄で行ける

台北のいいところは、子どもが喜ぶ場所がほぼMRT(地下鉄)でつながっていること。レンタカーも運転も要らず、乗り換えもシンプル。午前にお出かけ→午後はホテルでお昼寝→夕方また少し、というリズムがきれいに組めます。海外デビューにいちばん向く、王道の組み立て。

こんな家族におすすめ:はじめての海外で不安を減らしたい/運転はしたくない/荷ほどきは一度きりにしたい。ホテルを台北市内に固定して、毎日そこから出発・そこへ帰るだけ。ベビーカーでもMRTはエレベーター完備で動きやすい。
エリア紹介|台北:日本統治期の建物と屋台と高層ビルが混ざる、密度の高い街。中山・台北駅周辺は日本語が通じる店も多く、コンビニもドラッグストアも徒歩圏。ごはんは小籠包・魯肉飯・鶏スープなど、辛くないメニューが多いので2歳でも食べられるものが探しやすいのが助かります。

Model planモデル行程(4泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → ホテルでひと息
昼着羽田/成田 → 台北移動・約4時間

直行で約4時間。松山空港着ならMRTで市内まで15分ほど、桃園空港着ならMRTか空港バスで約50分。初日は市内をちょっと歩いて、早めにごはんと就寝。

2歳メモ:短時間フライトなので機内は比較的ラク。離着陸の耳抜きに飲み物とおやつを手元に。
DAY 2 | パンダとロープウェイ
9:00台北市立動物園動物園 公式 ↗ 地図 ↗
台北市立動物園のキリン
広い放飼場でキリンを間近に(台北市立動物園)

MRT文湖線の終点・動物園駅を出てすぐ。アジア有数の広さで、ジャイアントパンダ館、コアラ、ゾウ、キリン、ペンギンまでひととおりそろいます。何ができる?=広い園内をベビーカーで流しながら、子どもが食いついた動物の前でだけ長居する、という贅沢な回り方。園内シャトルもあります。

ポイント:入園料が驚くほど安く(大人100元前後)、園がとにかく広いので混雑感が薄い。パンダは日本より並ばずに見られることが多いのが台北の強み。朝いちが涼しく、動物もよく動きます。
2歳メモ:未就学の小さな子は無料になる区分あり(身長・年齢基準は公式で確認を)。ベビーカーOK・園内に授乳室とおむつ替え台あり。坂があるので抱っこ紐も併用すると安心。
所要 2〜3時間MRT駅すぐ朝が涼しい雨天は室内館へ避難可
14:00猫空ロープウェイ乗り物・絶景 公式 ↗ 地図 ↗
山の上を進む猫空ロープウェイのゴンドラ
茶畑の山をこえて猫空へ(片道約20〜30分)

動物園から歩いて数分の乗り場から出発。茶畑と台北の街を見下ろしながら、山の上の茶芸館エリア・猫空へ。何ができる?=床が透明のクリスタルキャビンに乗る、山上でお茶と点心の休憩、展望デッキから台北101を探す。

ポイント:動物園の直後に「乗り物」が来るので、疲れて歩きたくない時間帯にちょうどいい。座ったまま20分以上の絶景で、親も休めるのが地味に効きます。
2歳メモ:ゴンドラは静かで揺れも少なく、こわがりにくい。クリスタルキャビンは待ち時間が長め=通常キャビンなら並ばず乗れることも。ベビーカーはたたんで持ち込み。
片道 約20〜30分月曜運休が基本強風時は運休あり
DAY 3 | 広場と、温泉街と、夜市
9:30中正紀念堂ランドマーク・広場 公式 ↗ 地図 ↗
中正紀念堂と広場
とにかく広い石畳の広場。子どもが走り放題(中正紀念堂)

白い巨大な建物と、青い屋根の劇場・音楽ホールに囲まれた、だだっ広い広場。何ができる?=子どもを解放して走らせる、鳩を追いかける、毎正時の衛兵交代を見る、公園側の池で鯉を眺める。

ポイント段差も車も無い広い平面は、じっとしていられない2歳にとって最高の遊び場。親は座って休みつつ、写真だけはしっかり台湾らしく撮れる、という都合のいい場所です。
2歳メモ:日陰が少ないので帽子と水分を。回廊や屋内展示に入れば雨と日差しをしのげます。ベビーカーで全域まわれる平坦さ。
所要 1時間入場無料MRT中正紀念堂駅直結
13:30北投温泉(新北投)温泉街 検索 ↗ 地図 ↗
北投温泉博物館の洋館
日本統治期の公衆浴場を再生した北投温泉博物館

中正紀念堂からMRTで約40分、台北市内から地下鉄で行ける温泉地。何ができる?=レトロな洋館の北投温泉博物館を見学、湯けむりの上がる地熱谷をのぞく、緑の公園をさんぽ。個室風呂のある宿なら日帰り入浴も。

ポイント:日本の温泉街にそっくりなのに、看板は中国語。「知ってる風景なのに外国」という不思議さが台湾らしい体験。市内から地下鉄一本で完結するのも子連れには軽い。
2歳メモ:大浴場は子どもの年齢制限がある施設も多いので、入るなら個室(湯屋)を予約するのが確実。地熱谷は熱湯なので手をつながず柵から離れて。坂道が多く抱っこ紐が活躍します。
台北市内から約40分博物館は月曜休が基本湯屋は要予約
17:30士林夜市夜市・ごはん 検索 ↗ 地図 ↗
士林夜市の通り
台北最大級の夜市。早い時間なら人波もゆるやか(士林夜市)

新北投からMRTで約15分。台北最大級の夜市で、屋台がずらり。何ができる?=葱油餅・胡椒餅・大腸包小腸をつまむ、地下の美食区で座って食べる、射的や輪投げの小さなゲームコーナーをのぞく。

ポイント17〜18時台に行くと、まだ空いていて座れる。20時以降は身動きが取れない混雑になるので、子連れは「早じまい」が正解。辛くない粉ものが多く、2歳でも食べられるものが必ず見つかります。
2歳メモ:混雑時はベビーカーより抱っこ紐が安全。熱い揚げ物・串が目線の高さに来るので手つなぎ必須。地下フードコートなら席があって落ち着いて食べられます。
所要 1〜1.5時間早い時間が狙い目現金があると便利
DAY 4 | 予備日 → 帰国
自由予備日 → 空港 → 帰国ゆとり

秋の台北は雨の日もあるので、1日は空けておくのが賢い。晴れたらもう一度公園へ、降ったらデパートや室内施設へ。おみやげはスーパーで買うと安くて実用的です。

Where to stay宿の候補

中山エリアのホテル
MRT中山駅周辺。日本語が通じる店・コンビニ・ドラッグストアが徒歩圏で、はじめての台北にいちばん安心。空港バスの発着も近い。
候補を検索 ↗
台北駅周辺のホテル
MRT・高鐵・空港線がすべて集まるハブ。どこへ行くにも乗り換えが少なく、荷物を持った移動が最短。
候補を検索 ↗
北投の温泉ホテル(1泊だけ)
部屋に温泉風呂がついた宿も。台北市内3泊+北投1泊にすると、旅にメリハリが出ます。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 12〜20万🏨 宿4泊 6〜10万🎟 現地・食 4〜6万= 合計 22〜36万

💰 予算めやす:家族3人で22〜36万円入場料と食費が日本より安いぶん、海外なのに国内旅行と大差ない水準に収まります。圧縮のコツは①LCC+松山/桃園の時間帯を選ぶ ②朝ごはんはホテル外の朝食店やコンビニで(1人200〜300円) ③移動をMRT+悠遊カードに寄せる(タクシーも安いので疲れた日は使う)。連休・旧正月・10月10日前後の連休は高騰します。

灯りのともる九份
過ごし方 B

海と山の、近郊さんぽ

淡水の夕日、野柳の奇岩、九份の提灯。台北を拠点に日帰りで

ホテルは台北に置いたまま、1日ずつ「ちょっと遠く」へ出かける組み立て。海沿いの町、奇岩の海岸、山あいの提灯の街——1時間ほど移動するだけで景色ががらりと変わるのが、台湾北部のおもしろさです。

こんな家族におすすめ:街歩きだけでは物足りない/写真に残る景色も見たい/ただし宿は移動したくない。1日おきに「遠出の日」と「近場の日」を交互にすると、2歳のペースを崩さずに回れます。
エリア紹介|台北近郊:北へ向かうと淡水河の河口の港町・淡水、さらに北岸には風と波が削った奇岩の野柳。東へ向かえば、かつての金鉱の町・九份が山の斜面にへばりつくように広がります。いずれも台北から1時間前後。バス・MRT・タクシーの組み合わせで届く距離です。

Model planモデル行程(4〜5泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 台北の街に慣れる
昼着羽田/成田 → 台北市内へ移動・約4時間

到着後はホテル周辺だけ歩いて、悠遊カード(交通ICカード)を買っておくと翌日からがスムーズ。初日は無理をしない。

DAY 2 | 川を下って、海の町へ
14:00淡水・漁人碼頭港町・夕景 検索 ↗ 地図 ↗
淡水漁人碼頭の情人橋
白い帆のような情人橋と、木道のつづく漁人碼頭

台北駅からMRT淡水線で終点まで約40分、そこから渡し船かバスで漁人碼頭へ。何ができる?=海沿いのウッドデッキをベビーカーでのんびり、渡し船に乗る、老街で魚のすり身団子やアイスをつまむ、夕日を見る。

ポイントMRT一本で「海」に出られるのが台北のずるいところ。船に乗るという体験が2歳には大イベントで、しかも所要10分程度と短いので飽きません。
2歳メモ:デッキは平坦でベビーカー向き。海風が強い日は羽織り物を。老街は人が多いので夕方は抱っこ紐が安心。
台北から約40分夕方が美しい渡し船は悠遊カード可
DAY 3 | 奇岩の海岸から、提灯の山へ
9:30野柳地質公園自然・奇岩 公式 ↗ 地図 ↗
野柳地質公園のキノコ岩
波と風が削った奇岩がならぶ野柳(女王頭で有名)

台北から車・バスで約1時間20分。海に突き出した岬に、キノコのような奇岩がずらりと並ぶ景勝地。何ができる?=女王頭をはじめとする岩を探して歩く、潮だまりをのぞく、海を見ながらの散歩。

ポイント:地面から生えたような不思議な岩の形は、説明なしで2歳でも「へんなの!」と反応するわかりやすさ。屋外なので気候のいい10月がまさにベストタイミングです。
2歳メモ:遊歩道は整備されていますが岩場に近づく箇所は手つなぎ必須。日陰が少ないので帽子・日焼け止め・水分を。ベビーカーは入口付近まで、園内は抱っこ紐が動きやすい。
所要 1.5〜2時間台北から約1時間20分雨天・強風時は注意
15:00九份老街老街・夜景 検索 ↗ 地図 ↗
九份の赤い提灯
日が落ちると赤い提灯に火が入る(九份)

野柳から車で約1時間。山の斜面に細い石段の路地が張りめぐらされた、かつての金鉱の町。何ができる?=芋圓(タロイモ団子)のスイーツ、茶芸館で山と海を見下ろしながらお茶、夕暮れに提灯が灯る瞬間を待つ。

ポイント16〜17時に着いて、明るいうちに歩き、灯りが入る頃に高台のお茶屋さんに座るのがベストな組み立て。暗くなってからの石段は子連れにはきついので、「明るいうちに歩く」を先に済ませておくのがコツです。
2歳メモ:石段と急坂が多く、ベビーカーはほぼ使えません——抱っこ紐必須。路地が狭く人も多いので、混む時間帯は無理に奥まで進まないこと。茶芸館は座敷式の席もあり休憩に◎。
所要 2〜3時間野柳から約1時間抱っこ紐必須帰りのタクシーは事前手配が安心
補足この日はチャーター車が正解移動のコツ

野柳と九份はバスの乗り継ぎが必要で、子連れには待ち時間がつらい区間。1日チャーター(日本語ドライバーつきで1台15,000〜25,000円前後)にすると、荷物を車に置いたまま回れて、子どもは車内で昼寝もできます。3人なら結果的に割安になることも。

DAY 4 | 台北市内で回復 → DAY 5 帰国
自由市内でのんびり → 帰国ゆとり

遠出のあとは市内で。公園や大きな書店、デパートの子ども階など、屋内でも過ごせる場所を持っておくと雨の日も困りません。

Where to stay宿の候補

台北市内(中山・台北駅)に固定
近郊はすべて日帰り圏。宿を動かさないぶん、荷造りのストレスがゼロになります。
候補を検索 ↗
九份に1泊してみる
日帰り客が帰ったあとの、静かな夜と朝の九份は別世界。ただし坂と石段が多いので、荷物は最小限に。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 12〜20万🏨 宿4〜5泊 7〜12万🚐 チャーター1日 1.5〜2.5万🎟 現地・食 4〜7万= 合計 25〜42万

💰 予算めやす:家族3人で25〜42万円。Aプランとの差はほぼチャーター車と1泊ぶんです。圧縮のコツは、野柳をあきらめて九份だけにしてバス+タクシーで行く(1日1万円ほど浮きます)。金額は時期・便によって大きく動くので、予約前に必ず最新をご確認ください。

高雄の街並み
過ごし方 C

高鐵で、南へ

新幹線で台中・高雄へ。乗り物好きの子と、あたたかい南台湾

台湾は南北に細長い島。新幹線(高鐵)に乗れば、台北から台中まで約50分、高雄まで約1時間40分。北がぐずついても南は晴れていることが多く、10月の南台湾は日中28℃前後のあたたかさです。乗り物が好きな子なら、移動そのものがイベントになります。

こんな家族におすすめ:電車・新幹線が好きな子/台北はいつか行くとして、今回は違う台湾を見たい/秋の北部の雨を避けたい。宿を2か所に分けるぶん荷物移動は増えますが、高鐵の駅はどこもバリアフリーで想像より負担は少なめ。
エリア紹介|台中・高雄:台中は台湾第2の都市で、博物館・公園・カフェ文化の街。気候が一年を通して穏やかで「台湾でいちばん住みやすい」と言われます。高雄は南部最大の港町。ヤシの木の並ぶ大通り、地下鉄(MRT)、海辺のアート地区と、台北とはまったく違うのびやかさがあります。

Model planモデル行程(5泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 台北で1泊
昼着羽田/成田 → 台北移動・約4時間

初日は台北駅周辺に泊まって、翌朝そのまま高鐵へ。空港から直接高鐵に乗ることもできますが、初日は無理をしないほうが結果的にラクです。

DAY 2 | 高鐵で台中へ
9:00高鐵(台湾新幹線)台北 → 台中乗り物・約50分 公式 ↗ 地図 ↗
台北駅に停車する台湾高鐵の列車
日本の700系がベースの高鐵。顔つきに見おぼえがあります

日本の新幹線技術がベースの高速鉄道。何ができる?=ホームで発車を見送る、車窓の田んぼと山を眺める、駅弁(排骨弁当)を食べる。台北→台中は約50分、そのまま高雄まで行っても約1時間40分。

ポイント:座席は日本の新幹線とほぼ同じ配置で、2歳は膝上なら無料。ネット予約で早割(最大35%オフ)があり、家族3人だと差が効きます。子どもが飽きる前に着く距離感が絶妙。
2歳メモ:全駅エレベーターあり・多目的トイレにおむつ替え台あり。車内は静かなので、ぐずったらデッキへ。ホームでの写真タイムは黄色い線の内側で。
台北→台中 約50分早割は要ネット予約2歳は膝上無料
11:00国立自然科学博物館博物館・室内 公式 ↗ 地図 ↗
台中の国立自然科学博物館
恐竜と植物園がある巨大な科学博物館(台中)

台中駅からタクシーで約15分。台湾を代表する科学博物館で、動く恐竜、巨大な鯨の骨格、熱帯雨林を再現した温室植物園まで、屋内だけで半日過ごせます。何ができる?=恐竜の前で固まる、子ども向けの体験展示で遊ぶ、温室のジャングルを歩く。

ポイント雨でも暑くても完全に成立する屋内の切り札。秋の台湾は突然の雨があるので、こういう場所を1つ持っておくと旅の安定感が段違いです。子ども向けの展示が本気でつくられている点も台湾らしい。
2歳メモ:館内は平坦でベビーカー移動が快適。授乳室・おむつ替え台あり。動く恐竜は音が大きく怖がる子もいるので、様子を見ながら。
所要 2〜3時間室内・雨天OK月曜休が基本館内にレストランあり
15:30彩虹眷村(レインボービレッジ)アート・屋外 検索 ↗ 地図 ↗
彩虹眷村のカラフルな壁画
おじいさんが一人で描き続けた極彩色の集落(彩虹眷村)

博物館から車で約30分。取り壊されるはずだった元軍人村を、住人のおじいさんが一人で塗り尽くして残した小さな集落。何ができる?=壁も床も天井もカラフルな路地を歩く、絵の前で写真を撮る。

ポイント:敷地はとても小さく30分ほどで見終わるのが、実は子連れにはちょうどいい。色の洪水は言葉が要らないので、2歳もきょろきょろしながら歩きます。
2歳メモ:日陰が少ないので短時間で。地面は平坦でベビーカーOK。壁の絵には触らないよう手つなぎで。
所要 30分〜1時間博物館から約30分入場無料
DAY 3 | 高鐵でさらに南、高雄へ
10:30蓮池潭(龍虎塔)寺廟・景勝 検索 ↗ 地図 ↗
蓮池潭の龍虎塔
龍の口から入って虎の口から出る、蓮池潭の龍虎塔

台中から高鐵で約1時間、左營駅からタクシーで10分ほど。池のほとりに極彩色の塔や廟がならぶ高雄名物。何ができる?=龍の口から入って虎の口から出る(縁起がいいとされます)、池のまわりを散歩、大きな神像を見上げる。

ポイント:「龍の口に入る」という体験が、2歳にもわかる冒険としてちゃんと成立する数少ないスポット。台北の寺廟とはまるで違う南国のけばけばしさが、いい意味で衝撃です。
2歳メモ:塔内は階段のみで抱っこが必要。塔の内部が改修・閉鎖されている時期があるため、公式・現地情報で開放状況を確認してから向かうと確実です。外観と池の散歩だけでも十分楽しめます。日差しが強いので帽子必須。
所要 1〜1.5時間左營駅から約10分塔の開放状況は要確認
14:30駁二芸術特区アート地区・鉄道 公式 ↗ 地図 ↗

港の古い倉庫群を再生したアート地区。何ができる?=広い芝生と線路跡の遊歩道をのんびり歩く、巨大なアート作品の間を走り回る、区内のミニ列車に乗る、鉄道をテーマにした展示館をのぞく。海沿いなので風が気持ちいいエリアです。

ポイントアート地区なのに「走っていい広場」があるのが子連れには最高。高鐵→龍虎塔と大人の予定が続いたあとに、子どもを解放できる場所を置くとバランスが取れます。
2歳メモ:ほぼ平坦でベビーカーが快適。カフェとトイレが多く休憩しやすい。日陰の少ないエリアもあるので夕方寄りがおすすめ。
所要 2時間MRT塩埕埔駅すぐ入場は無料エリア中心
DAY 4 | 高雄でのんびり
自由南国のペースで1日ゆとり

朝ごはんを外の朝食店で食べて、公園へ。午後は暑ければホテルで昼寝。夜は六合夜市か瑞豊夜市へ、早い時間に。移動を減らす日をはさむと、旅の後半まで体力が持ちます。

DAY 5 | 高鐵で北上 → 帰国
自由高雄 → 台北 → 帰国移動・約1時間40分

高鐵で台北へ戻り、そのまま空港へ。高雄国際空港から日本への直行便がある日程なら、北上せずそのまま帰る手もあります(便の有無は要確認)。

Where to stay宿の候補

台中駅・七期エリアのホテル
1泊だけの拠点に。高鐵台中駅からのアクセスと、朝食の充実で選ぶとハズレが少ない。
候補を検索 ↗
高雄・左營 or 美麗島周辺
左營は高鐵直結で移動がラク。美麗島周辺はMRT2線が交わり、夜市もアート地区も地下鉄一本。
候補を検索 ↗
台北は初日1泊だけ
空港からの移動を短くするため、初日は台北駅周辺で。荷物を最小にしておくと翌朝の高鐵がスムーズ。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 12〜20万🏨 宿5泊 8〜13万🚄 高鐵(家族) 1.5〜2.5万🎟 現地・食 5〜8万= 合計 27〜44万

💰 予算めやす:家族3人で27〜44万円。高鐵代と宿1泊ぶんがAプランより上乗せされます。圧縮のコツは①高鐵はネット早割(最大35%オフ)を28日前から狙う ②台中を省いて台北→高雄の直行にすると宿も交通費も1回ぶん減る ③南部は物価がさらに安く、食費は台北より抑えられます。価格・時刻は変動するので予約前に公式で最新をご確認ください。

🧳 持ち物メモ(2歳との台湾)

  • パスポート(残存期間3か月以上)・母子手帳のコピー
  • 羽織り物(冷房が強い。MRT・レストランは寒いほど)
  • 軽量ベビーカー+抱っこ紐(九份・夜市は抱っこ紐が必須)
  • 常備薬・体温計・虫よけ(南部は秋も蚊がいます)
  • 食べ慣れたふりかけ・レトルト(味が合わない日の保険)
  • 折りたたみ傘(秋の北部は雨が降りやすい)
Editor's pick

この時期なら「A・台北まるごと」

10月の台北は、動物園もロープウェイも温泉街も、汗をかかずに歩ける唯一の季節。しかも移動がすべてMRT一本で完結するので、2歳のお昼寝のタイミングでいつでもホテルに戻れます。景色も見たいなら「B・近郊さんぽ」——ただし九份は抱っこ紐前提。電車が好きな子なら「C・高鐵で南へ」で、秋の北部の雨を避けて南のあたたかさへ。どれを選んでも、飛行機はたった4時間です。