Family Journeysいつか行きたい / 2026.08.27 配信
景福宮
偶然の旅の巡り合い / Discovery

飛行機2時間半、
空が高くなる国へ。

秋の韓国は、空気が乾いて空が抜けるように青くなる季節。時差なし・直行2時間半・ベビー用品もすぐ買える——2歳連れの「海外、そろそろいけるかな」に、いちばん現実的な答えです。

Best season
9月下旬〜10月(乾いた晴天)
Flight
東京から直行 約2.5時間
Stay
4〜5泊
Family
2歳の子どもと
Story

ソウルの10月は、はじめて訪れた人がだいたい同じことを言う季節です。「空、こんなに青かったっけ」。夏の湿気が引いて、風がからっとして、街の輪郭がくっきりする。宮殿の甍(いらか)の上に、うそみたいな青が広がります。

子連れにとっての韓国は、じつは「海外の練習台」としてかなり優秀です。時差ゼロなので昼寝のリズムが崩れない。フライトは映画1本ぶん。おむつも粉ミルクもコンビニやマートで買える。地下鉄にはエレベーターがあって、ベビーカーでもわりと動けます。忘れ物をしても、なんとかなる距離。

景福宮の広い石畳を、2歳がとことこ走る。北村(プクチョン)の坂道で、韓屋の瓦の連なりを一緒に見上げる。夕方、漢江(ハンガン)の芝生に座って、屋台のトッポギを分け合う。派手なアトラクションじゃなくて、そういう時間が記憶に残るタイプの旅先です。

そして食べもの。辛くないメニューがちゃんとあります。サムゲタン、プルコギ、カルグクス、チャプチェ、卵蒸し。「子どもが食べるものがない」問題が起きにくいのも、地味に大きい。

なぜ、この時期?

韓国の秋は「快晴・低湿度・雨がほぼ降らない」という、旅行者にとって理想的な三拍子がそろいます。梅雨(チャンマ)と台風シーズンが抜ける9月下旬から10月が本番。ソウルの日中は20℃前後まで下がり、上着1枚でちょうどいい——ベビーカーを押して歩くにも、汗だくにならない気温です。

紅葉は10月下旬から11月上旬にかけて南下してくるので、10月後半に行けば南怡島(ナミソム)やソウル大公園の色づきはじめに出会えます。加えて、9〜10月は各地で秋祭りが多いシーズン。夏の猛暑と冬の厳寒(ソウルの冬は氷点下が続きます)のちょうど真ん中、小さな子どもを外で歩かせられる数少ない時期です。

北村韓屋村の坂道と青空
過ごし方 A

ソウル王道さんぽ

宮殿と韓屋と市場。地下鉄だけで完結する、はじめての韓国

ソウルの中心部(鍾路〜光化門)に宿をとって、地下鉄と徒歩だけで回る王道プラン。レンタカーもツアーも要りません。宮殿・韓屋の街並み・展望台・市場と、「韓国に来た」実感の濃いものが半径3km圏内に集まっています。

こんな家族におすすめ:はじめての韓国/長距離移動を減らしたい/午前に出かけて午後はホテルで昼寝、というリズムを守りたい。ホテルに何度でも戻れる距離感なので、子どもの機嫌に合わせて予定を組み替えられるのが最大の利点です。
エリア紹介|鍾路(チョンノ)・光化門:ソウルの旧市街にあたる中心エリア。朝鮮王朝の宮殿が並び、その裏手に韓屋(伝統家屋)の路地が残ります。仁寺洞(インサドン)の伝統工芸の店、広蔵市場の屋台、清渓川(チョンゲチョン)の水辺の遊歩道まで徒歩圏。地下鉄1・3・5号線が交差し、空港鉄道からのアクセスも良好です。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 街に慣れる
午後着羽田/成田 → 金浦 or 仁川移動・約2.5時間

羽田〜金浦は都心同士を結ぶ路線で、着いてからが速いのが利点(金浦空港からソウル駅まで地下鉄で約30分)。仁川着なら空港鉄道で約1時間。初日はチェックインして、近所で夕食だけ。

2歳メモ:フライトは映画1本ぶん。離着陸時に飲み物やおやつを用意しておけば耳抜き対策になります。時差ゼロなので、着いた日から普段どおりの就寝時間で。
DAY 2 | 宮殿と韓屋の路地
9:30景福宮(キョンボックン)宮殿 公式 ↗ 地図 ↗
景福宮の建物
朝鮮王朝の正宮・景福宮。背後に北岳山(プガクサン)

朝鮮王朝の正宮。とにかく敷地が広く、石畳の広場が続きます。何ができる?=色鮮やかな衣装の守門将交代儀式(1日2回・10時と14時めやす)を見る、広い中庭を走り回る、背後にそびえる北岳山と甍の重なりを眺める。韓服をレンタルすると入場が無料になる制度があり、子ども用サイズも借りられます。

ポイント:宮殿というより巨大な屋外広場だと思うといい場所。「静かにしなさい」と言い続けなくていいので、2歳連れの寺社仏閣めぐりで起きがちなストレスがありません。交代儀式は太鼓と衣装が派手で、言葉がわからなくても子どもが見入ります。
2歳メモ:火曜休館。園内は砂利と石畳が混在するので、ベビーカーはタイヤの大きめのものか抱っこ紐が快適。日陰が少ないので帽子を。トイレ・授乳室は敷地内にあります。
所要 1.5〜2時間火曜休館朝いちが空いている
12:00北村韓屋村(プクチョン・ハノクマウル)街歩き 情報 ↗ 地図 ↗
北村の韓屋の街並み
瓦屋根が重なる北村の路地(夕方の光)

景福宮から徒歩約10分。600年前からの住宅地で、韓屋(瓦屋根の伝統家屋)が今も人の住む家として並んでいます。何ができる?=坂の上から瓦の連なりを見下ろす、路地のカフェで休む、韓屋を改装した工房で伝統茶やお菓子を味わう。

ポイント:観光地というより生活の街。歩いて空気を吸うだけで満たされる場所で、「見学」の押しつけがないぶん、子連れでも気楽です。午前の景福宮のあと、そのまま歩いて流れをつくれるのも効率的。
2歳メモ:坂と階段が多いので抱っこ紐推奨。実際に人が住んでいる住宅街なので、静かに歩くルールがあります(案内標識に時間帯の指定あり)。ぐずったら無理せずカフェへ退避を。
所要 1〜1.5時間坂道あり景福宮から徒歩10分
15:00ホテルに戻ってお昼寝休憩

中心部に宿をとる最大のメリットがここ。地下鉄で15分ほどで部屋に戻れるので、午後は思いきり休みます。夕方また出るもよし、部屋で終わるもよし。

DAY 3 | 展望台と市場
10:00Nソウルタワー(南山)展望台 公式 ↗ 地図 ↗
Nソウルタワー
南山の頂に立つNソウルタワー

ソウルの真ん中にある南山(ナムサン)の頂上に立つタワー。何ができる?=ケーブルカーで山を登る、展望台から360度の街並みを見下ろす、麓の南山公園を散歩する。秋は空気が澄んでいて、遠くの山まで見える日が多い季節です。

ポイント:2歳が確実に喜ぶのは、じつは展望台よりもケーブルカーのほう。「のりもの」がセットになっている観光地は、この年齢の満足度が段違いです。晴天率の高い秋なら、登った甲斐がちゃんとある。
2歳メモ:ケーブルカー乗り場までは坂+エレベーター。タワー内はエレベーターと屋内なので、風の強い日でも安心。展望フロアのガラスは床近くまであるので、抱き上げなくても見えます。
所要 2時間ケーブルカーあり明洞から車で約10分
13:30広蔵市場(クァンジャンシジャン)市場・食 情報 ↗ 地図 ↗
広蔵市場の屋台通り
屋台がぎっしり並ぶ広蔵市場

南山から地下鉄で約20分。100年以上続く市場で、屋台がずらりと並ぶ通りが名物です。何ができる?=名物のピンデトク(緑豆のチヂミ)を鉄板で焼くところを間近で見る、キンパやのり巻きをつまむ、色とりどりのおかずの山を眺める。

ポイント:辛くないものが多いのがこの市場の強み。ピンデトク、キンパ、チャプチェ、蒸し餃子——2歳がそのまま食べられるメニューが普通にあります。屋台の焼き音と湯気は、子どもにとっては十分アトラクション。
2歳メモ:昼どきは通路が非常に混雑するので、ベビーカーより抱っこ紐が現実的。11時台か14時以降が動きやすい時間帯。火の近くは避けて席を選んで。
所要 1時間辛くないメニュー多数混雑は12〜13時
DAY 4 | 静かな宮殿と水辺
10:00昌徳宮(チャンドックン)と秘苑世界遺産 公式 ↗ 地図 ↗

世界遺産に登録された宮殿。景福宮より小ぶりで人も少なく、裏手には自然の地形をそのまま活かした庭園「秘苑(ピウォン)」が広がります。何ができる?=木立の下を歩く、池と東屋を眺める、10月後半なら色づきはじめの紅葉を。

ポイント:景福宮が「広場」なら、こちらは。日陰が多くて涼しく、人混みが苦手な家族に向きます。秋の秘苑は光がきれいで、写真がいちばん映える場所のひとつ。
2歳メモ:月曜休館。秘苑はガイドツアー制(要予約・所要約90分)で自由に離脱しにくいため、2歳連れは本殿エリアだけの見学でも十分楽しめます。
所要 1〜1.5時間月曜休館秘苑は要予約
午後清渓川(チョンゲチョン)ぞいを歩く水辺・散歩 地図 ↗

高速道路を撤去して復元された、都心を流れる小川。車道より一段低いところを歩けるので、街なかなのに静かです。何ができる?=浅い流れに足をつける、飛び石を渡る(大人と手をつないで)、水辺のベンチで休む。

ポイントビル街のど真ん中に水と緑という落差が気持ちいい場所。観光の合間の「歩き疲れリセット」に最適で、しかも無料。飛び石渡りは2歳が本気で夢中になります。
2歳メモ:川べりに柵はないので必ず手をつないで。替えの靴下があると安心。
DAY 5 | 予備日 → 帰国
自由買い忘れ → 空港 → 帰国ゆとり

フライトが短いぶん、最終日も午前いっぱい使えます。天気や体調に合わせて、行きそびれた場所へもう一度。

Where to stay宿の候補

光化門・鍾路エリアのホテル
宮殿・北村・広蔵市場がすべて徒歩か地下鉄1本。昼寝のために部屋に戻りやすいのが最大の価値。
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明洞(ミョンドン)エリアのホテル
飲食店とドラッグストアが密集。夜遅くても食事に困らず、地下鉄4号線で移動しやすい。
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レジデンス型(キッチン・洗濯機つき)
4泊以上なら断然これ。朝ごはんを部屋で済ませられ、洗濯できるぶん荷物が減ります。
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✈️ 航空券 8〜14万🏨 宿4泊 6〜11万🎟 現地・食 5〜8万= 合計 19〜33万

💰 予算めやす:家族3人で19〜33万円(2歳は座席なしなら航空券が大幅に安くなります)。圧縮のコツ=①LCCの平日発着を選ぶ ②レジデンス型で朝食を部屋にする ③地下鉄と徒歩で完結させてタクシーを使わない。逆に連休・週末は航空券が一気に上がるので、平日に1日でもずらせると効きます。金額は時期・為替で変動します。

漢江の river park
過ごし方 B

動物と公園、秋の光の中で

観光より「子どもが主役」。動物園・遊園地・川辺の芝生

宮殿めぐりより、動物と乗りものと外遊び。2歳の満足度を最優先に組んだプランです。ソウルは都市の規模のわりに大きな公園が多く、秋は屋外で過ごすのがいちばん気持ちいい季節。大人も「子どもに付き合わされている感」なく楽しめます。

こんな家族におすすめ:子どもがぐずらないことを最優先したい/観光名所より公園と動物/室内退避先がほしい。行き先の半分が「走り回っていい場所」なので、静かにさせるストレスがほぼありません。
エリア紹介|蚕室(チャムシル)・汝矣島(ヨイド):蚕室は漢江の南岸、ロッテワールドと大型ショッピングモール、広い公園がまとまったエリア。汝矣島は川に浮かぶ島で、漢江公園の芝生とサイクリングロードが有名。どちらも地下鉄でソウル中心部から20〜30分、宿をとれば子連れの拠点として優秀です。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 川辺で夕暮れ
午後着空港 → 宿 → 汝矣島漢江公園移動+公園 地図 ↗

チェックインしたら、まずは漢江の芝生へ。何ができる?=広い芝生を裸足で歩く、コンビニで買ったラーメンを川辺で食べる(韓国の定番)、水上バスや橋の明かりを眺める。秋は蚊も少なく、夕方の風が心地いい時間帯です。

ポイント:到着日に「移動でぐずった体」を屋外で発散させておくと、その夜の寝つきがまるで違います。無料で、時間制限もなく、大人はただ座っていられる場所。
2歳メモ:10月の夕方はぐっと冷え込みます。薄手のダウンかフリースを1枚。レジャーシートがあると快適。
DAY 2 | 動物園でまる一日
10:00ソウル大公園(ソウル動物園)動物園 公式 ↗ 地図 ↗
ソウル大公園
山あいに広がるソウル大公園

ソウル南部・果川(クァチョン)にある、韓国最大級の動物園。地下鉄4号線「ソウル大公園」駅から直結です。何ができる?=ゾウ列車(コッキリ列車)で園内を移動する、リフトに乗って山の斜面を上がる、キリン・ゾウ・トラ・ペンギンを見る、子ども動物園でふれあう。

ポイント:とにかく広くて、山の中。日本の動物園にはないスケールで、秋は木々が色づきはじめて散歩そのものが気持ちいい。園内の乗りもの(ゾウ列車・リフト)が2歳にとっては動物と同じくらいのごちそうです。
2歳メモ:とにかく広いので、ベビーカーは必携(園内でレンタルもあり)。アップダウンがあるためゾウ列車を積極的に使うのが正解。就学前は入園無料の設定があります。売店・トイレは要所にあり。
所要 半日〜1日地下鉄駅直結ゾウ列車・リフトあり
DAY 3 | 雨でも安心の遊園地
10:00ロッテワールド(蚕室)遊園地・屋内 公式 ↗ 地図 ↗
ロッテワールド
屋内と屋外がつながるロッテワールド

地下鉄「蚕室」駅直結。屋内パーク(アドベンチャー)と屋外の湖上パーク(マジックアイランド)が合体した構造が最大の特徴です。何ができる?=屋内のメリーゴーラウンド、幼児向けエリアの小さな乗りもの、パレード見物、屋外の湖畔さんぽ。

ポイント屋根があるので天気に左右されない。しかも駅直結なので、雨の日・寒い日の「今日どうする?」を丸ごと解決してくれる保険になります。2歳でも乗れる乗りものがきちんと用意されているのも安心材料。
2歳メモ:身長制限のある乗りものが多いので、幼児向けエリア(キディーランド)を中心に。ベビーカーの貸出、授乳室、おむつ替え台あり。パレードの時間は事前にチェックを。
所要 半日〜1日屋内・雨天OK蚕室駅直結
DAY 4 | 郊外へ、木立の島
9:00発南怡島(ナミソム)自然・日帰り 情報 ↗ 地図 ↗
南怡島の並木道
まっすぐ伸びる並木で知られる南怡島

ソウルから車またはバスで約1.5時間+渡し船で5分。川に浮かぶ半月型の島全体が公園になっています。何ができる?=メタセコイアやイチョウのまっすぐな並木道を歩く、島内を走る観光列車に乗る、放し飼いのダチョウ・リス・アヒル・クジャクに出会う。

ポイント10月後半から並木が一斉に色づく、韓国でもっとも紅葉が絵になる場所のひとつ。車が入ってこない島なので、2歳を歩かせても危険がありません。動物が自由に歩いているのも子どもには衝撃的。
2歳メモ:移動が長いので体力のある日に。往復の車内で昼寝させる前提で組むと楽。島内は平坦で舗装路が多くベビーカー可。渡し船は数分で酔う心配は少なめ。売店・レストランあり。
所要 1日ソウルから約1.5時間紅葉は10月下旬〜
DAY 5 | 予備日 → 帰国
自由近所の公園 → 空港 → 帰国ゆとり

最終日は近くの公園で軽く遊んでから空港へ。無理に詰めないほうが、いい旅の記憶で終わります。

Where to stay宿の候補

蚕室(チャムシル)エリア
ロッテワールドと大型モールが徒歩圏。雨の日でも屋内で1日つぶせる、子連れ最強の立地。
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汝矣島(ヨイド)エリア
漢江公園まで徒歩。静かで、朝の散歩が気持ちいい。空港鉄道からのアクセスも良好。
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✈️ 航空券 8〜14万🏨 宿4泊 7〜12万🎟 現地・食 6〜10万= 合計 21〜36万

💰 予算めやす:家族3人で21〜36万円。遊園地の入場料と南怡島の交通費が乗るぶん、Aプランより数万円高め。圧縮のコツ=①動物園と漢江公園は無料〜格安なので、有料施設はロッテワールド1日だけに絞る ②南怡島は現地発の日帰りシャトルを使うと車チャーターより安い ③ホテルの朝食を付けず、コンビニやカフェで済ませる。金額は時期・為替で変動します。

海雲台ビーチ
過ごし方 C

釜山で、海の秋

直行2時間。坂の街と、人のいない秋のビーチ

ソウルではなく、南の港町・釜山(プサン)へ。東京から直行約2時間と、ソウルよりさらに近い。海と山と市場がぎゅっと詰まった街で、秋は「夏の混雑が去ったあとの、静かで暖かいビーチ」が独り占めできます。ソウルより2〜3℃暖かいのもポイント。

こんな家族におすすめ:都会の観光より海が好き/人混みが苦手/魚介と食べものが目的の半分/街の色や風景を写真に残したい。街の規模がコンパクトで、地下鉄1本でだいたい行けるのも子連れ向きです。
エリア紹介|海雲台(ヘウンデ)・南浦洞(ナンポドン):海雲台は釜山を代表するビーチリゾート。高層ホテルが並び、砂浜まで徒歩数分という宿がとれます。南浦洞は旧市街側の繁華街で、チャガルチ市場・国際市場・甘川文化村への玄関口。両者は地下鉄1本(約40分)で結ばれています。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 砂浜へ直行
午後着羽田/成田 → 金海空港 → 海雲台移動・約2時間+40分

金海国際空港から海雲台まではリムジンバスまたはタクシーで約40〜50分。チェックインしたら、そのまま砂浜へ出て一日の疲れを流します。

2歳メモ:フライトが短いのが最大の武器。空港からのバスは本数があり、タクシーでも日本より割安です。
DAY 2 | 海雲台でのんびり
午前海雲台ビーチと冬柏島(トンベクソム)海・散歩 情報 ↗ 地図 ↗

1.5kmの長い砂浜。何ができる?=砂遊び、波打ちぎわを裸足で歩く、カモメを追いかける。ビーチの西端から続く冬柏島の遊歩道は海沿いの平坦な一周コース(約30分)で、ベビーカーでも歩けます。

ポイント秋のビーチは人がいない。海水浴シーズンの喧騒が嘘のように静かで、砂浜を家族で貸し切ったような時間になります。10月でも日中は上着なしで歩ける日が多い。
2歳メモ:泳ぐには水温が低いので足首までが現実的。着替えとタオルは必ず。砂を掘るスコップがあると1時間はもちます。海風が冷たいので薄い上着を。
所要 半日遊歩道は平坦秋は空いている
DAY 3 | 坂の街と旧市街
10:00甘川文化村(カムチョンムナマウル)街歩き・絶景 情報 ↗ 地図 ↗
甘川文化村のカラフルな家並み
斜面いっぱいに広がる甘川文化村

山の斜面に、パステルカラーの家がびっしりと階段状に積み上がった集落。もとは戦争避難民の居住地で、アートプロジェクトによって今の姿になりました。何ができる?=展望スポットから色の海のような街並みを見下ろす、路地のアート作品を探して歩く、小さな工房やカフェをのぞく。

ポイント写真がとにかく映えるのに、住民の生活がそのまま続いている不思議な場所。「行った」だけで満足度が高く、大人がちゃんと感動できるタイプの観光地です。
2歳メモ:急な坂と階段だらけなので抱っこ紐が必須級(ベビーカーはかなり厳しい)。メインの展望台までは平坦なルートもあります。バス停から入口まで一気に上がってから、下りながら回るのがコツ。
所要 1.5〜2時間抱っこ紐推奨南浦洞からバスで約20分
14:00チャガルチ市場市場・食 情報 ↗ 地図 ↗
チャガルチ市場
韓国最大の水産市場・チャガルチ

甘川文化村からバスで約20分。韓国最大の水産市場です。何ができる?=生け簀のタコやヒラメ、巨大なタラバガニを間近で見る、2階の食堂で焼き魚定食を食べる、隣接する国際市場・BIFF広場の屋台をのぞく。

ポイント水族館より濃い「生きもの見学」。動くタコやうごめく貝に2歳は釘づけになります。食事も、焼き魚や煮つけなら辛くないので家族全員で食べられる。
2歳メモ:床が水で濡れて滑りやすいので、歩かせるより抱っこが安全。生ものの匂いが強いエリアがあるので、苦手なら2階の食堂へ直行を。
所要 1〜1.5時間床が濡れています2階に食堂
DAY 4 | 断崖と海のスカイウォーク
10:00太宗台(テジョンデ)自然・絶景 情報 ↗ 地図 ↗
太宗台の海岸
断崖と松林が続く太宗台

釜山の南端、影島(ヨンド)にある断崖の景勝地。松林と海食崖が続きます。何ができる?=園内をめぐる周遊列車(ダヌビ列車)に乗る、灯台と海を見る、松林の遊歩道を歩く。

ポイント:ここも「のりもの」がセットになっているのが子連れに効きます。歩くと1時間以上かかるコースを列車で回れるので、2歳連れでも景勝地の見どころだけをつまみ食いできる。
2歳メモ:徒歩だとアップダウンが大きいので、周遊列車を必ず使うのが正解。展望台へは階段があります。売店・トイレは要所にあり。
所要 2時間周遊列車あり南浦洞から車で約25分
14:00松島(ソンド)スカイウォークと海上ケーブルカー海・のりもの 情報 ↗ 地図 ↗
松島海水浴場
松島の砂浜と海に伸びる遊歩道

太宗台から車で約20分。海の上に伸びる遊歩道(スカイウォーク)と、海をまたぐケーブルカーがある小さなビーチ。何ができる?=海の上を歩く、ケーブルカーで海の上を渡る、砂浜で遊ぶ。

ポイント:海雲台より小さく静かで、地元の家族連れが多いビーチ。「海の上を歩く」体験は2歳にもわかりやすい非日常です。
2歳メモ:スカイウォークには床がガラスの区間があります。怖がる子もいるので手をつないで。ケーブルカーは高所なので、苦手なら遊歩道だけでも十分。
所要 1.5〜2時間ケーブルカーあり太宗台から車で約20分
DAY 5 | 予備日 → 帰国
自由砂浜でもう一度 → 空港 → 帰国ゆとり

空港が近いので、午前中は自由に使えます。最後にもう一度、静かな砂浜へ。

Where to stay宿の候補

海雲台のビーチフロントホテル
部屋から海。砂浜まで数分なので、子どもの気分に合わせて何度でも出入りできます。
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南浦洞エリアのホテル
市場・甘川文化村・太宗台の起点。食べ歩き重視ならこちら。海雲台より宿代が抑えめ。
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レジデンス型(キッチンつき)
海雲台に多いタイプ。市場で買った魚介を部屋で食べる、という贅沢ができます。
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✈️ 航空券 7〜13万🏨 宿4泊 6〜12万🎟 現地・食 5〜8万= 合計 18〜33万

💰 予算めやす:家族3人で18〜33万円。ソウルより物価がやや安く、入場料のかかる施設が少ないぶん現地費は抑えめです。圧縮のコツ=①ビーチと甘川文化村と市場は基本無料 ②海雲台のオーシャンビューにこだわらず1本内側の通りにすると宿代が大きく下がる ③地下鉄1日券とバスで移動する。金額は時期・為替で変動します。

🧳 持ち物メモ(2歳との秋の韓国)

  • パスポート・K-ETA(免除対象か要確認)・母子手帳のコピー
  • 薄手のダウンかフリース(朝夕は10℃近くまで下がります)
  • 抱っこ紐(坂・階段・混雑した市場で必須)
  • 常備薬・体温計・絆創膏(現地の薬局でも買えます)
  • ベビーカー(タイヤ大きめ。宮殿の砂利・石畳対策)
  • 替えの靴下と着替え(清渓川・砂浜で必ず濡らします)
  • モバイルバッテリーと変換プラグ(韓国はCタイプ・220V)
  • 辛くないおやつのストック(機内・移動中用)
Editor's pick

この時期なら「A・ソウル王道さんぽ」

10月のソウルは、宮殿の甍と抜けるような青空のコントラストが一年でいちばん美しい季節。しかも中心部に宿をとれば、午後は必ず部屋に戻って昼寝できます。2歳連れの海外一歩めとして、移動の短さ・時差ゼロ・退避のしやすさがそろうのがAプランです。子どもの満足を最優先するなら「B・動物と公園」人混みを避けて海と食を楽しむなら「C・釜山」。紅葉まで狙うなら10月下旬が勝負どころです。