Family Journeysいつか行きたい / 2026.08.31 配信
ヴィクトリア・ピークから見た香港の街
偶然の旅の巡り合い / Discovery

秋風がぬけたら、
香港へ。

直行たった5時間。ぎゅっと濃いのに、ぜんぶ電車とフェリーで回れてしまう街。ベタつく夏が終わる10月は、一年でいちばん歩きやすい季節です。

Best season
10〜12月(乾季の入口)
Flight
東京から直行 約5時間
Stay
4〜5泊
With
2歳の子どもと
Story

空港を出た瞬間の空気が、9月と10月ではまるでちがいます。夏のあいだ肌にまとわりついていた湿気がすっとひいて、ビル風が気持ちいい。香港が「歩ける街」に戻る季節です。

いいのは、子連れとの相性です。二階建てのトラムがガタゴト走り、スターフェリーは大人ひとり数十円で海を渡る。乗り物そのものがアトラクションだから、2歳は「移動」でとっくに満足しています。MTR(地下鉄)はエレベーターが整っていて、ベビーカーのまま街の端から端まで行けてしまう。

朝は湯気の立つ点心のワゴンを指さして、昼はホテルに戻ってお昼寝。夕方はまた海沿いに出て、光りはじめる高層ビルをぼんやり眺める。ビーチリゾートみたいな「なにもしない贅沢」とは違う、街をゆっくり味わう5日間です。

なぜ、この時期?

香港は10月から12月が乾季の入口で、一年でいちばん過ごしやすい季節。夏は35℃近い蒸し暑さと台風、6〜8月は雨も多いのですが、10月は気温25℃前後・湿度が下がり、晴天率も高め。屋外を歩き回る旅と相性が抜群です。9月はまだ暑さと台風が残るので、狙うなら10月に入ってから。空気が澄む分、ヴィクトリア・ピークからの眺めもクリアになります。また9月下旬〜10月上旬は中秋節にあたり、街のあちこちにランタン飾りが出るのもこの時期ならではです。

香港島を走る二階建てトラム
過ごし方 A

香港島、乗り物めぐりの王道

トラム・フェリー・ケーブルカー。移動そのものが2歳の遊び場

香港島の北側は、見どころが3〜4kmの帯に一列に並んでいます。だから「次はどこへ?」で消耗しない。トラムに乗るのも、フェリーで海を渡るのも、それ自体が子どもにとってのアトラクションです。はじめての香港なら、まずここから。

こんな家族におすすめ:レンタカーは使いたくない/街歩きと食べ歩きが好き/子どもが乗り物大好き。オクトパスカード(交通ICカード)1枚あれば、トラムもフェリーもMTRもタッチで乗れます。
エリア紹介|中環(セントラル)・金鐘(アドミラルティ):ガラスの超高層ビルと、100年前の石段や露店市場が背中合わせに同居する不思議なエリア。海沿いのプロムナードは平坦でベビーカー向き。飲茶(点心)の名店から、ワゴンで運んでくる庶民派の茶樓まで密集していて、食事に困りません。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 海沿いをひと歩き
昼すぎ着羽田/成田 → 香港国際空港 → 市内へ移動・約5時間+40分

直行で約5時間。時差はマイナス1時間だけなので、子どもの生活リズムがほぼ崩れません。空港からはエアポートエクスプレスで香港駅まで約24分(そこから各ホテルへ無料シャトルあり)。初日はチェックインして、近所で軽く食べるくらいで十分です。

2歳メモ:機内は5時間なので絵本+おやつ+タブレットで乗り切れる範囲。離着陸の耳抜き用に飲み物を用意。到着ロビーはベビーカーのまま出られます。
DAY 2 | ピークとフェリーで香港の全景を
9:30ピークトラム → ヴィクトリア・ピークケーブルカー・展望 公式 ↗ 地図 ↗
山を登るピークトラム
2022年に新型になったピークトラム。窓が大きく前が見える

1888年から走る、山の斜面をまっすぐ登るケーブルカー。最大27度という急勾配で、途中は座席から見るビル群が斜めに傾いて見えます。何ができる?=乗車体験そのものと、山頂のピークタワー「スカイテラス428」からの360度の眺め。晴れた秋の午前中は、九龍側の山並みまで見通せます。

ポイント:2歳が飽きる前に着く約5〜8分の乗車時間がちょうどいい。山頂は標高約400mで市街より2〜3℃涼しく、10月なら風が心地いい。
2歳メモ:3歳未満は無料(トラム・スカイテラスとも)。ピークタワー内はエレベーターあり・多目的トイレあり。トラムは混むと立ち席になるので、開場直後の9〜10時台が狙い目。
所要 2〜2.5時間3歳未満無料午前が空く&視界クリア次へ:バス/タクシーで中環へ約15分
12:00飲茶ランチ(中環エリア)食事 検索 ↗

エビ蒸し餃子、シュウマイ、大根餅、マンゴープリン。ワゴンで回ってくる店なら指さしで注文できるので、言葉が不安でも大丈夫。何ができる?=小皿を少しずつ頼めるので、子どもが食べられるものだけ選べます。

ポイント:点心は小さくてやわらかいものが多く、取り分けが前提。2歳のごはんとして実はかなり優秀です。
2歳メモ:辛い料理はほぼ出てこないので安心。子ども用の椅子(BBチェア)がある店も多い。混雑ピークの12:30〜13:30を外すと相席になりにくい。
15:30スターフェリー(中環 ⇄ 尖沙咀)フェリー 公式 ↗ 地図 ↗
ヴィクトリア・ハーバーを渡るスターフェリー
100年以上変わらない緑と白のスターフェリー

1880年代から続く、ヴィクトリア・ハーバーを横断する渡し船。所要わずか8〜10分、運賃は数十円という信じられない安さです。何ができる?=甲板の風、汽笛、行き交う船。木製の背もたれをパタンと倒して進行方向を変える座席も、子どもにはおもしろい。

ポイント数十円で「香港いちばんの絶景」が買えると言われる路線。ビル群を海の高さから見上げるアングルは、写真でも段違いです。
2歳メモ:3歳未満無料。乗船時間が短いのでぐずる暇がありません。ベビーカーはたたまずに乗れる(スロープあり)。風が強い日は上デッキより下デッキが安心。
所要 往復1時間片道 数十円夕方が空も海もきれい
DAY 3 | パンダとイルカに会いに(オーシャンパーク)
10:00オーシャンパーク香港動物園・水族館・遊園地 公式 ↗ 地図 ↗
オーシャンパークのジャイアントパンダ
園内で暮らすジャイアントパンダ。至近距離で笹を食べる姿が見られる

山の斜面まるごとが「水族館+動物園+遊園地」になった、香港きっての子連れスポット。何ができる?=ジャイアントパンダとレッサーパンダ、ペンギン、アシカ、大水槽の回遊魚、そして海を見下ろすロープウェイ。MTRで園の入口まで直結しています。

ポイント絶叫マシンに乗らなくても丸一日もつ数少ない大型パーク。パンダ館・水族館・ペンギン館はいずれも屋内空調つきで、暑い日でも雨でも成立します。
2歳メモ:3歳未満は入園無料。ベビーカー貸出あり、授乳室・おむつ替え台は各エリアに完備。山上と山下はロープウェイ(約10分)と地下ケーブルカー「オーシャンエクスプレス」(約4分)で行き来でき、風の強い日や怖がる子は後者を選べます。
所要 5〜7時間3歳未満無料入園は開園直後が空く次へ:MTRで中環へ約15分
16:30ホテルに戻ってお昼寝/夕食休息

丸一日歩いたあとは無理をしない日に。子連れの香港は「午前しっかり、午後ゆるく」がいちばん破綻しません。

DAY 4 | 街なかの公園と、トラムでのんびり
9:30香港公園(バードエイビアリー)公園・鳥類園 公式 ↗ 地図 ↗
超高層ビルに囲まれた香港公園
ビルの谷間に広がる香港公園。滝と池と巨大な鳥かごがある

金鐘駅から歩いてすぐ、超高層ビルに四方を囲まれた無料の都市公園。何ができる?=人工の滝と池でカメや鯉を眺め、巨大なネットで覆われた「エドワード・ユード鳥類園」の空中回廊を歩いて、頭上を飛ぶ熱帯の鳥を探す。子ども向け遊具エリアもあります。

ポイント無料なのに滞在1〜2時間がすぐ埋まる密度。鳥類園は木道が空中に渡してあり、鳥が本当に近い。「都会のど真ん中に森がある」というギャップも香港らしい。
2歳メモ:入園無料。園内は坂と階段が多めですが、エレベーターと迂回スロープが用意されています。ベビーカーは押せますが、鳥類園の一部は木道の傾斜あり。
所要 1.5〜2時間無料朝いちが涼しく鳥も活発次へ:徒歩+トラムで銅鑼灣へ約20分
13:00トラム(叮叮)で街を横断路面電車 公式 ↗ 地図 ↗

1904年から走る二階建て路面電車。「ディンディン」の愛称どおり、鐘を鳴らしながら街をゆっくり進みます。何ができる?=二階のいちばん前の席を取って、看板だらけの街を目線の高さで流し見る。乗り降り自由で、飽きたらどこでも降りられます。

ポイント数十円で乗れる「動く展望席」。信号ごとに止まる遅さが、かえって2歳の観察タイムにちょうどいい。降車時に後払いというルールもおもしろい。
2歳メモ:3歳未満無料。二階へは狭い階段なので、抱っこ+ベビーカーは畳んで持ち上げる必要あり。混雑時は一階の優先席を。
所要 30分〜3歳未満無料昼間は空いている
DAY 5 | 予備日 → 帰路
自由おみやげ → 香港国際空港 → 帰国ゆとり

最終日はゆるく。空港直結のショッピングモールもあるので、買い忘れは移動ついでに回収できます。

Where to stay宿の候補

コンラッド香港(金鐘)
MTR金鐘駅直結のモール上。屋外プールあり、香港公園まで徒歩数分。ベビーベッド手配可で子連れ対応に慣れている。
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JWマリオット・ホテル香港
同じく金鐘の駅直結。空港エクスプレスからのアクセスが良く、プール・ラウンジが充実。移動のストレスが最小。
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イビス香港セントラル&シェンワン
上環エリアのコンパクトなホテル。トラム通り沿いで街歩きに便利、価格を抑えたい家族に。
公式を検索 ↗
✈️ 航空券(おとな2) 12〜20万🏨 宿4泊 8〜16万🍜 現地・食・交通 6〜9万= 合計 26〜45万

💰 予算めやす:目安は30万円前後。圧縮のコツは3つ——①宿を金鐘・中環から上環・湾仔・尖沙咀に1駅ずらすと1泊あたり数千円下がる、②交通はほぼトラム・フェリー・MTRで1日1人500円もかからない、③昼は茶餐廳(ローカル食堂)で1人1,000円以内。金額は10月の連休や中秋節前後で大きく変動するので、日程は前後にずらせると有利です。

香港ディズニーランドの城
過ごし方 B

ディズニーとランタオ島

世界一空いているディズニー+ロープウェイと大仏の島

香港のディズニーは、パークが世界最小クラスでキャストとの距離が近く、待ち時間も短め。「2歳を連れて、疲れずに一日回れるディズニー」としてはかなり理想形です。同じランタオ島には、ロープウェイと巨大な大仏という別の見どころもあり、市街に出なくても4泊が埋まります。

こんな家族におすすめ:子どもの「わあっ」という顔がいちばん見たい/混雑と行列を避けたい/街歩きよりテーマパーク派。パーク内直営ホテルに泊まれば、お昼寝のために部屋へ戻るのが数分でできます。
エリア紹介|ランタオ島:香港国際空港がある大きな島。東側にディズニーリゾート、西側に山と漁村が広がります。空港からディズニーまで車で約10分という近さで、到着日から遊べるのが強み。東涌(トンチョン)にはアウトレットモールと空港直結のMTRがあり、拠点として便利です。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → そのままリゾートへ
昼すぎ着香港国際空港 → ディズニーリゾート移動・約15分

空港から車で15分ほど。到着日にチェックインして、ホテルのプールとロビーのキャラクターに会うだけでも、子どもはもう満足しています。

2歳メモ:直営ホテルはベビーベッド・哺乳瓶消毒・離乳食対応などの手配に慣れています。予約時にリクエストを。
DAY 2 | ディズニーランドを丸一日
10:00香港ディズニーランドテーマパーク 公式 ↗ 地図 ↗
ワールド・オブ・フローズンのアトラクション入口
2023年に開業した「ワールド・オブ・フローズン」。世界初のアナ雪エリア

2023年にオープンした世界初の「アナと雪の女王」エリア(ワールド・オブ・フローズン)を筆頭に、ミッキー、トイ・ストーリー、ミスティック・ポイントなど7つのエリア。何ができる?=身長制限のないライド(イッツ・ア・スモールワールド、空飛ぶダンボ、パレード)だけでも十分に一日もちます。

ポイント:東京ディズニーに比べてパークが小さく、移動距離が短い。歩き疲れが少なく、待ち時間も比較的短いので、2歳連れの「行列で詰む」リスクがぐっと下がります。
2歳メモ:3歳未満は入園無料。ベビーカー貸出あり、ベビーケアセンター(授乳室・調乳用のお湯・おむつ替え)あり。夏の名残の日差しに備えて帽子を。午後のパレード後に一度ホテルへ戻ってお昼寝、夕方また入園、が最強のリズムです。
所要 終日3歳未満無料平日が空くホテルまで徒歩/シャトル約5〜10分
DAY 3 | ロープウェイで空を渡り、大仏と漁村へ
9:30昂坪360(ロープウェイ)ロープウェイ 公式 ↗ 地図 ↗
昂坪360のロープウェイ
海と山をまたいで約25分。全長5.7kmのロープウェイ

東涌の海辺から山上の昂坪まで、全長約5.7kmを25分かけて渡るロープウェイ。何ができる?=眼下に空港の滑走路と離着陸する飛行機、そして緑の稜線。床がガラス張りの「クリスタルキャビン」を選ぶと、真下の海と森が透けて見えます。

ポイント飛行機が上から見えるという、乗り物好きの子どもにはたまらない区間。25分と長めですが、景色が絶えず変わるので飽きません。
2歳メモ:3歳未満無料(膝上)。キャビンは密閉されていて安全ですが、高さが苦手ならクリスタルではなくスタンダードを。強風・雷雨で運休することがあるので、当日朝に公式の運行状況を確認。ベビーカーは折りたためばそのまま乗せられます。
所要 片道25分3歳未満無料午前は行列が短い次へ:山上駅から大仏まで徒歩5分
11:00天壇大仏・宝蓮禅寺寺・ランドマーク 公式 ↗ 地図 ↗
天壇大仏
山上に座る高さ約34mの天壇大仏

1993年に完成した、高さ約34mの座像。山の頂に据えられているので、麓から見上げると空を背にしたシルエットが浮かびます。何ができる?=268段の階段を上って足元まで近づく、隣の宝蓮禅寺で線香の煙とお経を体験する、精進料理をいただく。

ポイント階段を上らなくても、広場から見上げる姿でもう十分に圧巻。10月は空気が澄んで、大仏の背後の空が抜けるように青くなります。
2歳メモ:階段268段はベビーカー不可。抱っこ紐があると安心(大人が交代で上る手もあります)。広場と参道は平坦で押しやすい。山上は市街より涼しいので薄手の羽織を1枚。
所要 1.5〜2時間広場は無料抱っこ紐推奨次へ:バスで大澳へ約20分
14:00大澳(タイオー)水上集落漁村・ボート 検索 ↗ 地図 ↗
大澳の水上家屋
水路の上に建つ大澳の高床式住居「棚屋」

ランタオ島の西端、水路の上に木の高床式住居(棚屋)が連なる漁村。何ができる?=干し魚やエビペーストが並ぶ路地を歩き、小型ボートに乗って水上家屋を海側から眺める。運がよければ中華白イルカ(ピンクドルフィン)に出会えるツアーもあります。

ポイント:超高層ビルの香港と同じ都市とは思えない、時間が止まったような集落。ボートは20〜30分と短く、船が好きな子には最高の締めくくり。
2歳メモ:ボートはライフジャケットの子ども用サイズが用意されているか事前確認を。路地は狭くベビーカーはやや不向き(抱っこ紐が快適)。日陰が少ないので帽子と水分を。
所要 2時間ボート 1人数百円夕方は光がきれい次へ:バスで東涌へ約50分
DAY 4 | もう一度パーク or 東涌でのんびり
自由2日目のパーク/プール/アウトレットゆとり

子どもの体調と天気を見て決める日。パークの2デイチケットにしておくと、雨なら屋内アトラクション中心に切り替えられます。

DAY 5 | 帰路
自由香港国際空港 → 帰国移動

空港が近いぶん、最終日の朝までゆっくりできるのがこのプランの隠れた利点です。

Where to stay宿の候補

香港ディズニーランド・ホテル
パーク直結のヴィクトリア朝様式ホテル。屋外プールと庭園、キャラクターブレックファストあり。お昼寝のための一時帰室が現実的。
公式を検索 ↗
ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ
探検テーマの直営ホテル。3つのホテルの中では価格が中間で、屋外プールと子ども向けプログラムが充実。
公式を検索 ↗
ノボテル シティゲート 香港(東涌)
MTR東涌駅・アウトレット直結。空港と昂坪360の両方に近く、価格を抑えたい家族の拠点として優秀。
公式を検索 ↗
✈️ 航空券(おとな2) 12〜20万🏨 宿4泊 12〜24万🎟 パーク・現地・食 8〜12万= 合計 32〜56万

💰 予算めやす:直営ホテルを使うと35〜50万円あたり。圧縮のコツは、直営ホテルは1泊だけにして残りを東涌のノボテル等に振ること(MTR1駅+シャトルで通えます)。パークのチケットは公式の事前購入が最安クラス。金額はハロウィーン期間や週末で跳ね上がるため、平日泊が有利です。

香港湿地公園
過ごし方 C

九龍と自然で、ゆるやかに

午前は自然か寺、午後は海辺。詰め込まない5日間

香港=ビル街というイメージですが、地図を広げると土地の4割近くがカントリーパーク(自然公園)です。このプランは、1日1スポットだけ決めて、あとは九龍の海沿いをぶらぶらする組み立て。お昼寝の時間を絶対に崩したくない家族向けです。

こんな家族におすすめ:とにかく詰め込みたくない/人混みが苦手/動物や鳥、植物が好き。1日の予定は午前だけ、午後はホテルと海辺というリズムで組んでいます。
エリア紹介|尖沙咀(チムサーチョイ):九龍側の海沿い。対岸の香港島の摩天楼を正面から眺められるプロムナードが1km以上続き、道は平坦で完全にベビーカー向き。博物館やモールが集まり、雨の日の逃げ場も多いエリアです。

Model planモデル行程(4泊5日・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 海沿いの夜景
昼すぎ着香港国際空港 → 尖沙咀移動・約45分

エアポートエクスプレス+シャトルバスでホテルへ。荷物を置いたら海沿いへ出るだけの初日に。

20:00シンフォニー・オブ・ライツ(尖沙咀プロムナード)夜景・光のショー 公式 ↗ 地図 ↗
シンフォニー・オブ・ライツの夜景
毎晩20時、対岸のビル群が音楽に合わせて光る

毎晩20:00から約10分、ヴィクトリア・ハーバーを囲む高層ビル群がライトとレーザーで一斉に演出される、街ぐるみの光のショー。何ができる?=プロムナードのベンチに座って、対岸のビルが色を変えていくのをただ眺める。

ポイント無料で、10分で終わるのが子連れには決定的にありがたい。10月は夜も25℃前後で、外に座っていて気持ちのいい季節です。
2歳メモ:無料・予約不要。プロムナードは完全にフラットでベビーカーのまま。20時は子どもの就寝時間と重なるので、その日は昼寝を長めに調整するか、初日だけの特別枠に。
所要 20分無料毎晩20:00開始荒天時は中止あり
DAY 2 | 湿地の生きものに会う
10:00香港湿地公園自然公園・展示館 公式 ↗ 地図 ↗
湿地公園のマングローブ木道
マングローブの上を渡る木道。カニやトビハゼが見える

新界の天水圍にある、約60ヘクタールの湿地保護区+展示館。何ができる?=マングローブの上に渡された木道を歩いてシオマネキやトビハゼを探す、バードハイド(観察小屋)から水鳥を覗く、屋内展示でワニの「パスパス」に会う。

ポイント10月から渡り鳥のシーズンが始まるため、水辺の鳥がぐっと増える時期。木道はすべてフラットで、2歳が自分で歩ける数少ない自然スポットです。
2歳メモ:3歳未満は入場無料。園内は全域がベビーカー対応で、授乳室・おむつ替え台あり。屋内展示館が広く、雨でも成立します。火曜休館なので日程注意(祝日を除く)。
所要 2.5〜3時間3歳未満無料火曜休館市街からMTR+軽鉄で約1時間
DAY 3 | 街なかの動植物園と、庶民の廟
9:30香港動植物公園動物園・植物園 公式 ↗ 地図 ↗
香港動植物公園の噴水広場
1871年開園。噴水を囲む温室と動物舎が並ぶ

1871年開園、アジア最古級の動植物園。中環の高層ビル街から坂を少し上がっただけの場所にあります。何ができる?=オランウータンやキツネザルなどの霊長類、フラミンゴやオオハシなどの鳥、温室のラン。入園は無料です。

ポイント無料・朝6時から開いているので、時差ぼけや早起きの日にそのまま行けてしまう。規模がコンパクトで、2歳が飽きるより先に一周できます。
2歳メモ:入園無料。園は道路で東西に分かれ、地下通路でつながっています。アプローチが坂道なので、ベビーカーは行きだけタクシーを使うと楽(中環から約10分)。
所要 1.5〜2時間無料朝いちが動物も活発次へ:MTRで黄大仙まで約25分
13:30黄大仙祠(ウォンタイシン)道教寺院 公式 ↗ 地図 ↗
黄大仙祠の本殿
赤い柱と黄金の屋根が鮮やかな黄大仙祠

「願いごとが必ず叶う」と言われ、香港の人が日常的にお参りに来る道教寺院。MTR黄大仙駅から徒歩3分。何ができる?=竹の筒を振って番号の棒を落とす「おみくじ(求籤)」、九龍壁や中国式庭園の散策、線香の煙に包まれた本殿の眺め。

ポイント:観光地というより生活の場。赤と金と煙の色彩は、写真でも記憶でも強く残ります。境内が広く平坦で、子連れでも回りやすい。
2歳メモ:無料(庭園は別途少額)。MTR駅直結でエレベーターあり、境内はほぼバリアフリー。線香の煙が濃い場所があるので、煙が苦手なら本殿の風上側から。
所要 1〜1.5時間ほぼ無料午前〜昼が空く次へ:MTRで尖沙咀へ約15分
DAY 4 | 予備日
自由天気と体調で決める日ゆとり

晴れならスターフェリーで対岸へ、雨なら香港歴史博物館やモールへ。予備日を1日入れておくと、旅全体が驚くほど楽になります。

DAY 5 | 帰路
自由香港国際空港 → 帰国移動

エアポートエクスプレスなら市内から24分。空港で市内チェックインができる駅もあり、身軽に移動できます。

Where to stay宿の候補

ハイアット リージェンシー 香港・尖沙咀
MTR尖沙咀駅直結。海沿いプロムナードまで徒歩圏で、屋外プールあり。子連れの拠点として動線が短い。
公式を検索 ↗
ホテル ICON
紅磡(ホンハム)の落ち着いたホテル。屋外プールと広めの客室、尖沙咀まで無料シャトル。コスパ重視の家族に。
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ハーバー グランド 九龍
屋上プールから対岸の夜景が見えるホテル。海沿いで静かめ、価格も控えめ。
公式を検索 ↗
✈️ 航空券(おとな2) 12〜20万🏨 宿4泊 7〜14万🍜 現地・食・交通 5〜8万= 合計 24〜42万

💰 予算めやす:入場無料のスポットが多いぶん、3案でいちばん安く上がります(25〜30万円台が現実的)。圧縮のコツは、①観光施設に払うお金がほぼ交通費だけなので宿のグレードに全振り、②朝食はホテルではなく街の茶餐廳で1人500円程度。金額は時期・為替・便の空き状況で変動します。

🧳 持ち物メモ(2歳との香港)

  • パスポート(残存有効期間の確認)・母子手帳のコピー
  • 抱っこ紐(階段・狭い路地・大仏の268段で必須)
  • 軽量ベビーカー(MTRと海沿いはフラットで快適)
  • 薄手の羽織り(10月の朝晩と、強すぎる冷房対策)
  • 帽子・日焼け止め・折りたたみ傘(にわか雨あり)
  • 常備薬・体温計・食べ慣れたおやつ少々
  • オクトパスカード(現地で購入。トラム・フェリー・MTR共通)
  • 変換プラグ(香港はBFタイプの三又)
Editor's pick

この時期にとくにおすすめの過ごし方

10月の香港なら「A・香港島の乗り物めぐり」。湿気がひいて外を歩けるこの季節に、ピークの澄んだ眺めとフェリーの海風を味わうのがいちばん贅沢です。しかも2歳にとっては、トラムもフェリーもケーブルカーも全部が乗り物遊び。子どもの反応を最優先するなら「B・ディズニー&ランタオ島」お昼寝リズムを絶対に崩したくないなら「C・九龍と自然」。どの案も、行くなら台風シーズンが抜けた10月以降を狙ってください。