Family Journeysいつか行きたい / 2026.09.10 配信
大観峰から見た阿蘇のカルデラと阿蘇五岳
偶然の旅の巡り合い / Discovery

草原がきんいろに、
秋の熊本へ。

羽田から2時間弱で、日本でいちばん広い火山のカルデラに立てる。ススキの草原、湯けむりの温泉街、お城の大銀杏。2歳の「ひろーい!」がいちばん似合う季節に。

Best season
10〜11月(ススキ・紅葉・雲海)
Access
羽田→熊本 直行 約1時間50分
Stay
2泊3日
Family
おとな2人+2歳の子ども
Story

熊本空港を出て車で走ること50分。トンネルを抜けた先で、いきなり視界がひらけます。見渡すかぎりの草原、そのむこうに阿蘇五岳のぎざぎざした稜線。10月の草千里はススキが風でいっせいに揺れて、日なたの草がきんいろに光る。ベビーカーを降りた2歳は、その広さにしばらく黙って立ちつくし、それから急に走り出します。転んでも草。いくらでも走らせておける場所です。

山を下りれば、黒川温泉の石畳と湯けむり。市内に戻れば、復旧が進んだ熊本城の天守と、11月なら黄色く色づく大銀杏。海のほうへ足をのばせば、天草でイルカに会える。ひとつの県のなかに「草原・温泉・お城・海」が全部ある、そんな欲ばりな旅ができるのが熊本です。

ごはんもうれしい。あか牛のハンバーグ、太平燕(タイピーエン)のやさしいスープ、阿蘇のジャージー牛乳ソフト。辛子れんこんは大人のおつまみに。夜は温泉であたたまって、朝は雲海。秋の熊本は、2歳連れがいちばん動きやすい気候と、大人がいちばん息を抜ける景色が、同時にそろう時期です。

なぜ、この時期?(10〜11月)

阿蘇の草原は10月がススキの見ごろ。空気が澄んで、大観峰の雲海は秋の早朝がいちばん出やすい季節です。11月に入ると菊池渓谷・鍋ヶ滝まわりの紅葉、そして熊本城の大銀杏(11月中〜下旬)が色づきます。日中の気温は15〜20℃前後で、2歳を屋外で長く遊ばせても暑さ・寒さの心配が少ない。9月までの台風シーズンも過ぎて、飛行機の欠航リスクも下がります。天草では新ミカン、阿蘇では新米と、食も秋がいちばん。夜は冷えるので、温泉との相性も最高です。

草千里ヶ浜の草原
過ごし方 A

お城と草原、熊本の王道2泊

1泊目は熊本市内、2泊目は阿蘇。はじめての熊本ならこれ

熊本市で1泊してお城と動物園、阿蘇で1泊して草原とクマの動物園。「街」と「山」を1泊ずつに分けるので、1日の運転は1時間前後に収まります。はじめての熊本で外したくない景色を、2歳のペースで無理なくまわる組み立てです。

こんな家族におすすめ:はじめての熊本で「これぞ」という景色を一通り見たい/動物とふれあえる場所を毎日ひとつ入れたい/レンタカー運転はOKだけど長距離はいや。移動と遊びのバランスがいちばん良いプランです。
エリア紹介|熊本市 & 阿蘇:熊本市は熊本城を中心にコンパクトな街で、路面電車が走る城下町。空港から車で40〜50分。阿蘇は世界最大級のカルデラの中に町と草原が広がる高原エリアで、空港から車で約50分。市内と阿蘇のあいだも車で約1時間なので、2泊なら1泊ずつが快適です。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 熊本市内:お城と動物園
朝羽田 → 熊本空港 → 熊本市内移動・約1時間50分+車45分

朝いちの便なら10時前に熊本着。空港でレンタカーを借りて市内へ(車で約45分)。お昼は市内で太平燕(タイピーエン)。春雨スープなので2歳も食べやすい。

2歳メモ:国内線は3歳未満が膝上なら航空券が無料〜格安(ANA/JAL)。チャイルドシートはレンタカー予約時に指定を。
午後熊本城お城・公園 公式 ↗ 地図 ↗
復旧した熊本城の天守
2021年に復旧した熊本城の天守。石垣の修復はまだ続いている

2016年の地震から復旧した天守は、中がエレベーター付きの展示館になっていてベビーカーでも登れます。何ができる?=空中回廊のような「特別見学通路」から石垣の修復現場を見下ろす、天守最上階から市街と阿蘇を一望、広場でかけっこ。11月中〜下旬なら二の丸広場の大銀杏が黄金色に。

ポイント:崩れた石垣と直った石垣が並んでいて、大人は復興のリアルを、子どもは「おっきい石」を楽しめる。城彩苑(じょうさいえん)の売店でいきなり団子のおやつ休憩も。
2歳メモ:未就学児は入園無料。天守内はエレベーターあり、特別見学通路もスロープ。昼寝は帰りの車で。
所要 1.5〜2時間未就学児無料ベビーカーOK
夕方市内ホテルにチェックイン → 夕食はあか牛の郷土料理宿・食

熊本城から市内中心部のホテルは車で10分ほど。夕食は「あか牛ハンバーグ」が子連れに人気。からし蓮根と球磨焼酎は大人のお楽しみ。

DAY 2 | 動物園 → 阿蘇へ
午前熊本市動植物園動物園・遊園地 公式を検索 ↗ 地図 ↗
熊本市動植物園の入口
江津湖のほとり、市内から車で20分の熊本市動植物園

市内から車で約20分。江津湖のそばにある動物園+植物園+小さな遊園地で、入園料が大人300円と驚くほど安い。何ができる?=ゾウ・キリン・レッサーパンダの観察、ふれあい広場でモルモット、園内の観覧車やメリーゴーラウンド(1回100〜200円)。

ポイント:広すぎず、2歳が飽きる前に動物→乗り物→芝生と切り替えられる。園内の乗り物が安いので「もう1回」に応えやすい。
2歳メモ:中学生以下は入園無料。ベビーカー貸出あり。月曜休みが多いので日程は要確認。
所要 2〜2.5時間入園300円月曜休みが多い
昼〜午後阿蘇へドライブ → 草千里ヶ浜草原・絶景 地図 ↗
草千里ヶ浜で草を食む馬と池
草千里ヶ浜。放牧された馬と雨水の池、その奥に烏帽子岳

動物園から阿蘇の草千里までは車で約1時間10分。昼寝は移動中にすませます。着いたら、直径約1kmの草原に放牧された馬がのんびり草を食んでいる、あの風景。何ができる?=草原をひたすら歩く、乗馬体験(大人と一緒に引き馬)、隣の阿蘇火山博物館で火口のライブ映像。展望所のレストハウスであか牛丼とジャージーソフト。

ポイント:10月はススキが草原全体をきんいろにして、風が通るたびに波のように揺れる。車から降りて5分で絶景、が2歳連れにはありがたい。
2歳メモ:草原は標高1,100mで市内より5℃くらい低い。薄手のダウンを。火口見学は火山ガス規制で入れない日もあるので当日判断で。
所要 1〜1.5時間駐車場あり上着必須
夕方阿蘇の宿へ宿

草千里から阿蘇市街・内牧温泉の宿までは車で約30分。温泉に入って早めに就寝。夜は星がよく見えます。

DAY 3 | クマとふれあい → 帰路
午前阿蘇カドリー・ドミニオン動物園・ふれあい 公式 ↗ 地図 ↗
阿蘇カドリー・ドミニオンの入口
クマの動物園として知られる阿蘇カドリー・ドミニオン

阿蘇の宿から車で10〜15分。クマ牧場から始まった動物園で、小動物のふれあいが充実。何ができる?=ウサギ・モルモット・ヤギを抱っこ、動物のショー、ミニブタやカピバラ、園内を走るトレイン。坂が多いので園内バスも活用を。

ポイント:ふれあい系がとにかく多く、2歳が「自分でさわった」という体験を持ち帰れる。帰りの空港までも車で約50分と近い。
2歳メモ:3歳未満は入園無料(要確認)。園内は坂と階段が多いので抱っこ紐が便利。
所要 2〜3時間ふれあい多め空港まで車50分
午後熊本空港 → 羽田移動・約1時間40分

空港でレンタカー返却。15〜17時台の便なら余裕をもって帰れます。空港内で馬刺し・いきなり団子など土産購入。

Where to stay宿の候補

【1泊目・市内】三井ガーデンホテル熊本
熊本城まで徒歩圏、大浴場つき。周辺に飲食店が多く、子連れの夕食に困らない。
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【1泊目・市内】ホテル日航熊本
熊本城の目の前。少し余裕をもたせるならこちら。部屋が広めで添い寝がラク。
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【2泊目・阿蘇】阿蘇ファームヴィレッジ(阿蘇ファームランド)
ドーム型のかわいい客室に泊まれるテーマパーク型リゾート。園内に動物・遊び場・温泉があり、2歳連れ定番。
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【2泊目・阿蘇】内牧温泉の旅館
阿蘇市街の温泉地。貸切風呂のある旅館を選べば2歳と一緒に入れる。
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✈️ 航空券(大人2人) 4〜7万🏨 宿2泊 3〜5万🚗 レンタカー2日+現地・食 3〜4万= 合計 10〜16万

💰 予算めやす:家族で10〜16万円(時期・宿で変動)。ソラシドエアや早割で航空券を4万円台に抑えると10万円ラインに乗ります。11月の3連休は高くなるので、平日を1日はさむのがコツ。3歳未満は膝上なら航空券ほぼ無料。

黒川温泉の温泉街
過ごし方 B

黒川温泉と北阿蘇で、ゆるり2泊

雲海・滝・楼門・湯けむり。移動を最小に、温泉でととのう

空港から北阿蘇へまっすぐ入り、黒川温泉を拠点に2泊。ひとつの宿に連泊して荷物をほどき、日中は車で30分圏内の絶景をひとつずつ。観光を詰めこまず、温泉と昼寝を軸にする「大人がいちばん休まる」プランです。

こんな家族におすすめ:温泉の風情を味わいたい/連泊で荷物の出し入れを減らしたい/子の昼寝リズムを崩したくない。運転は1日1時間以内で済み、雨の日は宿でだらだらしても満足できます。
エリア紹介|黒川温泉 & 北阿蘇:阿蘇カルデラの北側、南小国町の山あいに湯宿が30軒ほど集まる温泉地。川沿いの石畳と黒壁の宿が並び、「入湯手形」で複数の露天風呂をはしごできます。空港から車で約1時間20分。周囲には鍋ヶ滝、大観峰、阿蘇神社がいずれも車で30〜40分圏内。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 空港から北阿蘇へ、楼門と門前町
朝羽田 → 熊本空港 → 阿蘇市移動・約1時間50分+車50分

空港でレンタカーを借りて阿蘇市の中心・宮地へ(車で約50分)。ミルクロードのドライブがすでに絶景です。

昼阿蘇神社と門前町神社・町歩き 公式 ↗ 地図 ↗
再建された阿蘇神社の楼門
2016年の地震で倒壊し、2023年末に再建された楼門

地震で倒壊した楼門(日本三大楼門のひとつ)が2023年に建て直され、以前の姿に戻りました。何ができる?=参拝、門前町の「水基(みずき)めぐり」で湧き水を飲み歩き、名物の「馬ロッケ」や「たのシュー」を食べ歩き。境内は平坦で、ベビーカーのまま回れます。

ポイント:門前町には湧き水の飲み場が十数か所あり、2歳が手を入れて遊ぶだけで楽しい。食べ歩きの店が並ぶので昼食も兼ねられる。
2歳メモ:拝観無料。石畳は段差が少なめ。水基の水は冷たいので袖まくりを。
所要 1〜1.5時間拝観無料食べ歩き◎
午後黒川温泉の宿へ → 温泉街さんぽ温泉街 公式 ↗ 地図 ↗
黒川温泉の露天風呂
黒川温泉を有名にした、自然に溶けこむ露天風呂

阿蘇神社から黒川温泉までは車で約40分(昼寝タイム)。チェックイン後、石畳の温泉街を散歩。何ができる?=入湯手形(3か所の露天風呂に入れる木札)で湯めぐり、川辺の足湯、お団子とプリンのおやつ。夕食は宿で山の幸。

ポイント:温泉街全体が「ひとつの旅館、通りは廊下」というコンセプトで整えられ、浴衣で歩くだけで絵になる。11月上〜中旬は紅葉が街を彩る。
2歳メモ:露天の湯めぐりは交代で。子と一緒に入るなら貸切風呂のある宿を選ぶのが正解。
入湯手形 1,500円前後坂道あり浴衣で散歩
DAY 2 | 雲海の朝と、滝のうらがわ
早朝(任意)大観峰展望・雲海 地図 ↗
阿蘇北外輪山の大観峰
外輪山の最高地点・大観峰。眼下にカルデラの町と阿蘇五岳

黒川温泉から車で約35分。阿蘇カルデラをぐるりと囲む外輪山のてっぺんで、眼下に町と田んぼ、正面に「涅槃像」に見える阿蘇五岳。何ができる?=秋の早朝なら雲海がカルデラを満たす光景、駐車場から徒歩5分で展望台、売店の温かいコーヒー。

ポイント:雲海は10〜11月の晴れて冷えこんだ朝が狙い目。子が早起きしたその朝に「行ってみよう」と決められる距離感がうれしい。無理なら日中でも十分な絶景。
2歳メモ:早朝は5℃前後まで冷えるので防寒をしっかり。展望台まではベビーカー可の舗装路。
所要 40分〜1時間入場無料雲海は早朝
午前鍋ヶ滝滝・自然 公式を検索 ↗ 地図 ↗
鍋ヶ滝を裏側から見る
滝の裏側に回りこめる「裏見の滝」。お茶のCMで有名に

黒川温泉から車で約20分(大観峰からは約40分)。幅20mのカーテンのような滝の裏側に歩いて入れる、珍しい滝です。何ができる?=滝の裏から水のカーテン越しに光を見る、川辺で石ころ遊び。11月は周囲の木が色づきます。

ポイント:駐車場から滝まで徒歩10分ほどで、2歳でも「滝の裏」というちょっとした冒険ができる。混雑期は事前予約制なので、日程が決まったらすぐ予約を。
2歳メモ:入園料は大人300円。滝までは階段と土の道なので抱っこ紐で。足元が濡れるので靴の替えを車に。
所要 1時間事前予約制(繁忙期)抱っこ紐推奨
午後宿に戻って昼寝 → 温泉 → 夕食のんびり

午後は予定を入れず、宿で昼寝と温泉。夕方に温泉街をもう一周して、まだ入っていない露天へ。時間があれば阿蘇ミルク牧場(車で約40分)で牛の乳しぼりを。

DAY 3 | 朝湯 → 空港へ
午前黒川温泉 → 熊本空港 → 羽田移動・車約1時間20分

朝湯のあとゆっくりチェックアウト。空港まで車で約1時間20分。途中、大津町や阿蘇の道の駅で野菜と新米をおみやげに。午後の便で帰京。

Where to stay宿の候補

黒川温泉 貸切風呂のある旅館
黒川は大人向けの静かな宿も多いので、「子連れ歓迎」「貸切風呂」「部屋食」の3条件で絞るのがコツ。連泊割のある宿も。
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黒川温泉 旅館 わかば/お宿 野の花 など
家族風呂が複数あるタイプの宿。2歳と3人で入れる湯船があると滞在の満足度が段違い。
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【代替】南小国・小田温泉/杖立温泉
黒川が満室なら車で10〜20分の近隣温泉地に。落ち着いた宿が多く、料金も少し抑えめ。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券(大人2人) 4〜7万🏨 温泉旅館2泊(2食付) 6〜10万🚗 レンタカー3日+現地・食 2〜3万= 合計 12〜20万

💰 予算めやす:温泉旅館の2食付は宿代が上がり家族で12〜20万円。連泊割・平日泊、または1泊を阿蘇市内のビジネスホテルに替えると13万円前後に。紅葉ピークの11月中旬の週末は早めに予約を。

千巌山から見た天草五橋
過ごし方 C

天草でイルカに会う、海の2泊

五つの橋を渡って島へ。野生のイルカと世界遺産の漁村

熊本市で1泊、天草で1泊。橋でつながった島々を渡って、野生のイルカが暮らす海へ。秋は海が穏やかで船に乗りやすく、新ミカンの季節でもあります。「熊本=阿蘇」のイメージをひっくり返す、海の熊本です。

こんな家族におすすめ:子が動物や乗り物(船)が好き/秋でも海を見たい/人の少ないところでのんびりしたい。運転は片道1時間半〜2時間と少し長めなので、ドライブが苦にならない家族向け。
エリア紹介|天草:熊本県の西、有明海と東シナ海に囲まれた120以上の島々。本土とは「天草五橋」でつながり、熊本市から車で約1時間半〜2時間。北部の通詞島(つうじしま)沖には約200頭のミナミハンドウイルカが定住していて、遭遇率は9割超。南西の﨑津(さきつ)集落は潜伏キリシタン関連の世界文化遺産。

Model planモデル行程(2泊3日・日付は自由に)

DAY 1 | 熊本市内で庭園さんぽ
朝〜昼羽田 → 熊本空港 → 熊本市内移動・約1時間50分+車45分

空港でレンタカーを借りて市内へ。お昼は市内で。天草へ入る前に、市内で1泊して移動を分けます。

午後水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)庭園 公式 ↗ 地図 ↗
水前寺成趣園の池と築山
阿蘇の伏流水が湧く池と、富士山を模した築山

細川家の庭園。阿蘇の伏流水が湧く池のまわりに、東海道五十三次を模した築山が並びます。何ができる?=池のコイに餌やり、芝生の築山をよちよち歩き、園内の茶屋で抹茶とお団子。市内中心部から車で15分、路面電車でも行けます。

ポイント:起伏がゆるやかで、2歳が「山のぼり」気分で歩ける。11月は園内のモミジと銀杏が色づき、写真映えする。
2歳メモ:小学生未満は無料。園路は砂利が多いので抱っこ紐かベビーカーは大きめの車輪で。
所要 1時間未就学児無料コイの餌やり
夕方市内ホテル泊宿

夕食は市内でだご汁や太平燕。翌日は朝から天草へ向かうので、早めに休みます。

DAY 2 | 橋を渡って、イルカの海へ
午前天草五橋ドライブ → 通詞島でイルカウォッチング船・動物 予約先を検索 ↗ 地図 ↗

熊本市から天草の北端・二江港までは車で約2時間(途中の天草五橋と海景色で飽きません。昼寝は車で)。港から船で10〜15分沖に出ると、船のすぐ横をイルカの群れが泳ぎます。何ができる?=約1時間のクルーズ、船べりからイルカのジャンプを見る、港の食堂で海鮮丼。

ポイント:野生なのに遭遇率9割超、しかも船からの距離が数メートル。水族館とは違う「海にほんとにいた」体験になる。秋は海が穏やかで船酔いしにくい。
2歳メモ:幼児用ライフジャケットを貸してくれる業者が多い(要予約時確認)。風が強いので上着とニット帽を。船内に屋根席のある船を選ぶと安心。
クルーズ 約1時間遭遇率 9割超要予約
午後﨑津集落(さきつ)世界遺産・漁村 観光情報を検索 ↗ 地図 ↗
海辺の﨑津集落と教会
入り江に張りつくように家が並ぶ﨑津集落。中央に教会の尖塔

二江港から車で約1時間(昼寝タイム)。入り江に漁師の家がぎっしり並び、その真ん中にゴシック様式の教会が立つ、不思議な景色。何ができる?=集落の細い路地「トウヤ」を歩く、海に張り出した「カケ」から魚をのぞく、教会を見学(内部は畳敷き)、集落のガイダンスセンターでひと休み。

ポイント:観光地化されすぎておらず、路地に猫が寝ているような静かさ。歩ける範囲がコンパクトで、2歳の足でも30分で一周できる。
2歳メモ:路地は車が入らないので安心。教会内は静かにする場所なので、機嫌のいい時間に。
所要 1時間見学無料路地歩き
夕方天草の宿へ宿

﨑津から下田温泉までは車で約30分、本渡(天草市中心)へも約40分。夕日の名所・下田温泉なら、宿の窓から東シナ海に沈む夕日を。

DAY 3 | 海辺の朝 → 帰路
午前﨑津教会・下田温泉 → 熊本空港 → 羽田移動・車約2時間
﨑津教会
﨑津教会。前日に見きれなければ、朝のすいた時間に

朝は宿の周りをのんびり。天草空港から熊本空港への直行便はないので、車で熊本空港へ戻ります(本渡から約2時間)。途中の道の駅でミカンと海産物をおみやげに。夕方の便で帰京。時間に余裕があれば、三角西港の石畳の埠頭(車で途中)に寄り道も。

2歳メモ:帰りの2時間ドライブは昼寝時間に合わせて出発。ミカンを車内おやつに。

Where to stay宿の候補

【1泊目・市内】ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
熊本駅近く。翌朝の天草方面へのアクセスがよく、館内で朝食を済ませて出発できる。
公式を検索 ↗
【2泊目・天草】ホテルアレグリアガーデンズ天草
本渡の高台に立つリゾートホテル。温泉つき、和洋室あり、子連れの受け入れに慣れている。
公式を検索 ↗
【2泊目・天草】下田温泉の旅館
東シナ海に沈む夕日が名物の温泉地。貸切風呂のある宿を選べば2歳と一緒に温泉。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券(大人2人) 4〜7万🏨 宿2泊 4〜7万🚗 レンタカー3日+船+現地・食 3〜4万= 合計 11〜18万

💰 予算めやす:家族で11〜18万円。イルカウォッチングは大人1人3,000円前後、幼児は無料〜半額の業者が多い。レンタカーの走行距離が長めなので、ガソリン代は5,000円ほど見ておくと安心。

🧳 持ち物メモ(2歳との秋の熊本)

  • 薄手のダウンとニット帽(阿蘇・大観峰の朝は5℃前後)
  • チャイルドシート予約の控え(レンタカー会社に事前指定)
  • 車内おやつ・お気に入りのおもちゃ(1日1〜2時間のドライブ用)
  • 常備薬・体温計・母子手帳のコピー・保険証
  • 抱っこ紐(お城の石段・滝の階段・船で活躍)+軽量ベビーカー
  • 靴の替えと着替え多め(草原・滝・川辺で濡れる前提)
  • 温泉用のおむつ・ベビーソープ(貸切風呂用)
Editor's pick

はじめての熊本なら「A・お城と草原の王道」

お城・動物園・きんいろの草原・クマとのふれあいを、1日1時間以内の運転で回れる。2歳にとっては「毎日どうぶつ」、大人にとっては阿蘇の絶景。温泉でゆるみたいなら「B・黒川温泉」、海と船が好きなら「C・天草のイルカ」。この時期にとくにおすすめなのは、10月中〜下旬の平日にススキの草千里と大観峰の雲海を狙うこと。紅葉と大銀杏まで欲ばるなら11月中旬です。