Family Journeysいつか行きたい / 2026.10.05 配信
錦江湾に浮かぶ桜島
偶然の旅の巡り合い / Discovery

煙をあげる山と、
一万羽のツル。冬のはじまりの鹿児島。

空気が澄んで桜島がいちばんくっきり見える季節。砂に埋まる温泉、ジンベエザメ、そして日本一のツルの越冬地。南国なのに「冬だから行きたい」が詰まった2泊です。

Best season
11〜12月(ツル渡来・空気が澄む)
Flight
羽田から直行 約1時間50分
Stay
2泊
With
2歳の子ども
Story

鹿児島空港を出ると、12月なのにコートがいらない日がある。市内へ向かう車の窓から、湾の向こうにもくもくと白い煙を上げる山が見えて、2歳が「やまが、けむり!」と指をさす。桜島は毎日のように小さく噴いていて、地元の人はそれを天気の話みたいに話す。

市内は路面電車が走る、ちょうどいい大きさの街。朝は動物園でコアラを見て、昼は水族館でジンベエザメの前に座り込み、夕方はフェリーで15分の桜島へ。足をのばせば、砂に埋まる温泉のある指宿、そして毎年一万羽を超えるツルが降りてくる出水の田んぼ。「南国」と「冬」が同時にある、ちょっと不思議な旅になります。

なぜ、この時期?

11〜12月は空気が乾いて澄み、桜島や開聞岳がいちばんきれいに見える季節。日中は15℃前後まで上がる日が多く、東京より暖かくて外遊びがしやすい。そして出水のツルは10月下旬から渡来し、12月にはピークの1万羽超(ナベヅル・マナヅルは世界の越冬数の大半がここ)。さらに黒豚・さつまいも・ぶり・ポンカンと味覚の旬も重なり、指宿の砂むし温泉は寒い時期ほど気持ちいい。年末の帰省ラッシュ(12月下旬)を外せば、航空券も宿も落ち着いた価格です。

桜島フェリー
過ごし方 A

鹿児島市内と桜島、王道2泊

動物園・水族館・フェリー。移動少なめで2歳のペースに合わせやすい

鹿児島中央駅周辺に泊まり、路面電車とバス、短い車移動で回る組み立て。動物園・水族館・桜島がすべて市内か対岸にあるので、1日1〜2か所でゆっくり。お昼寝の時間に戻れる距離感が最大の強みです。

こんな家族におすすめ:はじめての鹿児島/レンタカーなしで回りたい/動物・魚・乗り物が好きな2歳/宿に戻ってお昼寝のリズムを守りたい。
エリア紹介|鹿児島市内・桜島:空港から市内へは連絡バスで約40分。中央駅と天文館(繁華街)を路面電車がつなぎ、港から桜島へは24時間運航のフェリーで15分。黒豚しゃぶしゃぶ、さつま揚げ、白熊(かき氷)と「食べたいもの」が徒歩圏にそろう街です。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 水族館 → 天文館
午前着羽田 → 鹿児島空港 → 市内移動・飛行機約1時間50分+バス約40分

朝の便なら昼前に市内へ。宿に荷物を預けて、まずは港エリアへ(中央駅から路面電車+徒歩、またはタクシー約10分)。

2歳メモ:空港連絡バスはベビーカー折りたたみで乗車。抱っこ紐があると乗り降りがラク。
13:30いおワールド かごしま水族館水族館・室内 公式 ↗ 地図 ↗
かごしま水族館の黒潮大水槽を泳ぐジンベエザメ
黒潮大水槽のジンベエザメ。水槽前のベンチに座ってぼーっと見ていられる

桜島フェリーターミナルのすぐ隣。巨大な黒潮大水槽でジンベエザメやカツオの群れが頭上を泳ぎ、イルカのプールは屋外の水路ともつながっていて、運がよければ無料で見られるエリアからイルカが跳ねます。何ができる?=大水槽の前に座り込む、イルカの時間、タッチプール。

ポイント:空港から直行して最初に入るのに最適。室内なので雨でも寒くても安心で、建物の外から桜島が正面に見える。
2歳メモ:3歳以下は無料。ベビーカーで全館回れる。授乳室・おむつ替え台あり。9:30〜18:00(最終入館17:00)。
所要 1.5〜2時間3歳以下無料雨・寒さOK
夕方天文館で黒豚しゃぶしゃぶ街・食 検索 ↗

路面電車で天文館へ(約10分)。アーケードが続く繁華街で、黒豚しゃぶしゃぶの名店が密集。早めの17時台に入ると個室や座敷が取りやすい。

2歳メモ:しゃぶしゃぶの野菜と豚を取り分けやすく、2歳の夕食にも向く。座敷・個室ありの店を予約しておくと安心。
DAY 2 | 動物園 → お昼寝 → 桜島フェリー
9:00平川動物公園動物園・遊園地 公式 ↗ 地図 ↗
平川動物公園
桜島を背にキリンが歩く、入口すぐのアフリカ園

市内中心部から車で約30分(バスも可)。入口を抜けると桜島を背景にキリンやシマウマが歩く「アフリカの草原」が広がり、九州で数少ないコアラも。園内に小さな遊園地と足湯があり、ホワイトタイガー、カピバラ、レッサーパンダと2歳が反応する動物がそろいます。何ができる?=動物観察、遊園地の乗り物、足湯でひと休み。

ポイント:広いのに坂が少なく、園内バスも走るのでベビーカーで無理なく回れる。開園直後は動物が活発で人も少ない。
2歳メモ:幼児無料(大人500円前後)。9:00〜17:00、水曜休(祝日の場合は翌日)。ベビーカー貸出あり。
所要 2〜3時間幼児無料足湯あり
13:00宿に戻ってお昼寝休憩

動物園から市内へ戻り(車で約30分)、お昼寝タイム。午後遅めに動くほうが2歳の機嫌がよく、桜島は夕方の光がきれい。

15:30桜島フェリーで桜島へ船・火山 公式 ↗ 地図 ↗
黒神埋没鳥居
1914年の大噴火で上部だけ残った黒神埋没鳥居(島の東側)

鹿児島港から15分、24時間運航で予約不要。船内でうどんを食べるのが地元流。桜島港から徒歩圏に桜島ビジターセンター(火山の仕組みを模型で学べる無料施設)、海沿いの溶岩なぎさ公園には全長約100mの足湯があり、桜島を眺めながら足をつけられます。何ができる?=船に乗る、足湯、溶岩の遊歩道さんぽ。時間と気力があれば島内周遊バス「サクラジマアイランドビュー」で湯之平展望所へ。

ポイント:「船に乗って火山に行く」が2歳にちょうどいい冒険。15分なので飽きる前に着き、足湯で体も温まる。
2歳メモ:運賃は大人250円前後、小学生未満無料。船内にトイレあり。足湯用にタオルと着替えの靴下を。火山灰が降る日もあるので帽子を。
所要 2〜3時間片道15分足湯
DAY 3 | 仙巌園 → 帰路
9:30仙巌園(せんがんえん)庭園・世界遺産 公式 ↗ 地図 ↗
仙巌園から望む桜島
桜島を「築山」、錦江湾を「池」に見立てた島津家の庭園

市内中心部から車で約15分(カゴシマシティビューのバスも停まる)。島津家の別邸で、庭の正面に桜島がどんと座る借景が見事。園内の両棒餅(ぢゃんぼもち)の茶屋や、隣接の尚古集成館(世界遺産の反射炉跡)も。何ができる?=広い庭をぶらぶら、餅のおやつ、桜島をバックに記念写真。

ポイント:平坦で広い庭は2歳が走り回れる。冬の朝は空気が澄んで桜島がいちばん美しく、帰る日の締めにぴったり。
2歳メモ:幼児無料(大人は1,000円台、御殿見学は別料金)。砂利道が多いのでベビーカーより抱っこ紐が楽。
所要 1.5時間幼児無料桜島ビュー
午後鹿児島中央駅でおみやげ → 空港 → 羽田移動・バス約40分+飛行機約1時間50分

駅直結のアミュプラザで、さつま揚げ・かるかん・しろくまアイスをまとめ買い。駅前から空港連絡バスで約40分。

Where to stay宿の候補

JR九州ホテル鹿児島
鹿児島中央駅直結。空港バス・路面電車・新幹線がすべて目の前で、2泊の拠点に最適。
公式を検索 ↗
城山ホテル鹿児島
高台から桜島と市街を一望する老舗。露天風呂と朝食ビュッフェが名物。市内へは無料シャトル。
公式を検索 ↗
ホテル・レクストン鹿児島 ほか天文館エリア
繁華街に近く夕食の選択肢が多い。コスパ重視なら天文館周辺のビジネス系が狙い目。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 大人2名 5〜8万🏨 宿2泊 3〜5万🎟 現地・食 2〜3万= 合計 10〜16万

💰 予算めやす:家族で10〜16万円(時期・宿で変動)。羽田〜鹿児島はスカイマーク/ソラシドエアが飛び、早割なら片道1万円台も。3歳未満は座席なしなら国内線無料。レンタカー不要なので現地費が抑えられる王道です。

薩摩富士と呼ばれる開聞岳
過ごし方 B

指宿で砂むしと、薩摩富士の海

砂に埋まる温泉、冬のイルミ、海沿いドライブ。温泉宿でゆっくり派に

薩摩半島の南端・指宿(いぶすき)に2泊して、温泉宿を拠点にのんびり。名物の砂むし温泉は寒い季節ほど気持ちよく、開聞岳や池田湖の景色は冬の澄んだ空気でいちばん映えます。観光は1日2か所まで、残りは宿の温泉と海辺の散歩で。

こんな家族におすすめ:観光より温泉と宿でゆっくりしたい/レンタカーの運転に抵抗がない/おとなも「ごほうび」が欲しい/冬のイルミネーションを2歳に見せたい。
エリア紹介|指宿・南薩:鹿児島空港から車で約1時間40分、または鹿児島中央駅から観光特急「指宿のたまて箱」で約50分。海沿いに温泉宿が並び、背後に「薩摩富士」開聞岳。冬でも日中15℃前後と暖かく、菜の花が12月から咲き始める日本一早い春の町でもあります。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 指宿へ → 砂むし
午前着羽田 → 鹿児島空港 → 指宿移動・飛行機約1時間50分+車約1時間40分

空港でレンタカーを借りて南へ。高速と一般道で約1時間40分。道中の鹿児島市内でお昼ごはんを挟むと、ちょうど車内でお昼寝の時間に。電車派は空港バスで中央駅へ出て「指宿のたまて箱」に乗り換え(要予約)。

2歳メモ:チャイルドシートはレンタカー予約時に指定。空港から宿まで途中休憩1回を見込む。
15:30砂むし会館 砂楽(さらく)温泉・砂むし 公式 ↗ 地図 ↗
指宿の砂むし温泉
浜辺で浴衣のまま温かい砂をかけてもらう、世界でもここだけの入り方

海岸の砂が温泉熱で温まっていて、浴衣を着て寝転ぶと係の人が砂をかけてくれる。10分ほどで体の芯からぽかぽか、冬の海風が心地いい。何ができる?=砂むし(10〜15分)→館内の温泉で砂を流す→休憩室で指宿名物の温泉たまご。

ポイント:寒い時期ほど「砂の温かさ」がごほうびになる。宿の近くにあるので、おとなが交代で入れば移動なしで両方楽しめる。
2歳メモ:砂むしは熱いので幼児は入れない。おとなが交代で(片方が子と浜辺の砂遊び/待合室)。大人1,000円台、浴衣・タオルつき。8:30〜21:00ごろ。
所要 1〜1.5時間交代で温泉たまご
DAY 2 | 開聞岳をぐるり → イルミネーション
9:30池田湖湖・展望 地図 ↗
池田湖と開聞岳
九州最大のカルデラ湖。湖の向こうに開聞岳が顔を出す

指宿の宿から車で約20分。湖畔の遊歩道と広い芝生、花壇が整備され、12月下旬からは菜の花が黄色に染まり始めます。湖に伝わる謎の生物「イッシー」の像が子どもに人気。巨大な大うなぎの水槽も。何ができる?=湖畔さんぽ、イッシー像と写真、売店でさつまいもスイーツ。

ポイント:冬の朝は湖面が穏やかで開聞岳がくっきり。平らで走り回れる芝生があり、2歳の朝の発散にちょうどいい。
2歳メモ:無料。駐車場からすぐで段差少なめ。風が冷たい日は上着を1枚多めに。
所要 45分無料開聞岳ビュー
11:00長崎鼻(ながさきばな)岬・灯台 地図 ↗
長崎鼻と開聞岳
薩摩半島の最南端。白い灯台と開聞岳が1枚に収まる

池田湖から車で約20分。半島の先っぽに白い灯台が立ち、振り返れば開聞岳が海からすっと立ち上がる。浦島太郎伝説の竜宮神社があり、貝殻に願いを書いて奉納する遊びも。何ができる?=灯台まで海沿いの小道を歩く、磯をのぞく、ソフトクリーム。

ポイント:ここから見る開聞岳がいちばん「富士山っぽい」。冬の晴れた日は水平線まで見渡せる。
2歳メモ:無料。灯台までの小道は舗装だが風が強いので手をつないで。駐車場から10分ほど。
所要 45分無料車で約20分
13:00宿に戻ってお昼寝 → 温泉休憩

長崎鼻から宿へ車で約25分。午後はしっかりお昼寝して、夕方の出発にそなえます。

16:30フラワーパークかごしま(冬のイルミネーション)植物園・イルミ 公式 ↗ 地図 ↗
フラワーパークかごしまのイルミネーション
12月〜1月の夜は園内が光に包まれる。2歳の「はじめてのイルミ」に

宿から車で約25分、長崎鼻のすぐ近く。開聞岳を借景にした広い花の公園で、冬は園内がイルミネーションで彩られ(12月〜1月の夜間開園、年により期間変動)、屋内の温室も暖かい。何ができる?=明るいうちに温室と芝生で遊び、暗くなったら光のトンネルを歩く。

ポイント:日中の花と夜の光を1回の入園で楽しめる。寒さが東京ほど厳しくないので、2歳でも夜の屋外が無理なく楽しめる。
2歳メモ:幼児無料(大人600円台)。園内は平坦でベビーカーOK。夜は冷えるので防寒とブランケット。夕食は園内軽食か宿で。
所要 2時間幼児無料12〜1月イルミ
DAY 3 | 海辺の朝 → 帰路
午前宿の温泉と浜辺でのんびり → 空港ゆとり・移動約1時間40分

朝風呂のあと、宿の前の浜で貝殻ひろい。チェックアウト後は空港へ。途中、道の駅いぶすきで「いぶすきそら豆」やさつまいもスイーツをおみやげに。

Where to stay宿の候補

指宿白水館
海沿いの老舗大型旅館。館内に砂むし温泉と江戸時代の湯屋を再現した「元禄風呂」。和室で2歳と添い寝しやすい。
公式を検索 ↗
休暇村 指宿
知林ヶ島の目の前。砂むし温泉つきで価格が穏やか。子ども向けのビュッフェや貸出品が充実で子連れの定番。
公式を検索 ↗
指宿 こころの宿 / 吟松 ほか
海側に露天風呂つき客室のある宿も。部屋食・個室食の宿なら2歳の夕食が気楽。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 大人2名 5〜8万🏨 温泉宿2泊 5〜8万🚗 レンタカー3日 1.5〜2万🎟 現地・食 1.5〜2万= 合計 13〜20万

💰 予算めやす:温泉旅館の比率が高く家族で13〜20万円(時期・宿で変動)。2食つき旅館は夕食代込みなので現地費は軽め。平日泊+休暇村なら10万円台前半も狙える。

出水に渡来したツルの群れ
過ごし方 C

一万羽のツルと、霧島の森

冬だけの光景を見に行く。この季節にしか組めない1本

鹿児島の冬を象徴する風景が、県北西部の出水(いずみ)平野にあります。10月下旬から3月まで、シベリアから1万羽を超えるツルが田んぼに降りてくる。朝、田んぼ一面が灰色の鳥で埋まり、一斉に飛び立つ音と鳴き声は、2歳でも口を開けて見上げるはず。帰りは空港近くの霧島で森の神社と温泉を。

こんな家族におすすめ:「この季節だけ」に価値を感じる/生きもの好きな2歳/観光地の人混みより、静かな田園と森がいい/レンタカーでのドライブが苦にならない。
エリア紹介|出水・霧島:出水は鹿児島空港から車で約1時間10分(九州新幹線なら鹿児島中央から約25分)。ツルの渡来地としては世界最大規模で、ラムサール条約湿地。江戸時代の武家屋敷群も残る静かな町。霧島は空港から車で約30分、霧島神宮を中心に温泉が点在する森の高原です。

Model planモデル行程(2泊・日付は自由に)

DAY 1 | 到着 → 出水へ → 武家屋敷の町あるき
午前着羽田 → 鹿児島空港 → 出水移動・飛行機約1時間50分+車約1時間10分

空港でレンタカーを借りて北西へ。空港近くでお昼を済ませ、車内でお昼寝させながら出水へ向かう流れがスムーズ。

2歳メモ:チャイルドシートを予約時に指定。出水は夜が早いので夕食は17〜18時台に。
15:00出水麓(いずみふもと)武家屋敷群町あるき・歴史 検索 ↗ 地図 ↗
出水麓武家屋敷群の竪馬場
石垣と生垣が続く「竪馬場(たてばば)」。車がほとんど通らず、2歳が歩ける

江戸時代、薩摩藩の国境警備のためにつくられた武家の町。碁盤目の通りに石垣と生垣が続き、公開武家屋敷(竹添邸・税所邸)では縁側に座って庭を眺められる。牛車(人力の観光牛車)が走る日もあります。何ができる?=石垣の道をゆっくり歩く、屋敷の畳でごろん、出水麓歴史館でツルと武家の話。

ポイント:観光客が少なく静か。車道より人が優先の道幅なので、2歳が自分の足で歩ける町あるきになる。
2歳メモ:公開屋敷は大人500円台、幼児無料。石畳と砂利が多いので抱っこ紐推奨。歴史館にトイレ・休憩スペース。
所要 1〜1.5時間静か幼児無料
DAY 2 | ツルの朝 → 移動 → 霧島の森
8:30出水市ツル観察センター野鳥・冬限定 検索 ↗ 地図 ↗
出水のナベヅルの群れ
田んぼを埋めるナベヅルの群れ。12月には1万羽を超える

宿から車で約15分。ツルが越冬する田んぼの真ん中に建つ観察施設で、2階の展望デッキからは目の前の田んぼにナベヅル・マナヅルがびっしり。朝の給餌の時間帯(開館直後)は飛び立ち・舞い降りが活発で、羽音と鳴き声に包まれます。館内に望遠鏡とツルの展示。何ができる?=デッキからツルを数える、望遠鏡をのぞく、ツルの鳴き声をまねっこ。

ポイント:11月〜3月だけ開館する冬限定。1万羽の鳥が目の前にいる光景は図鑑では伝わらず、2歳でも「すごい」が分かる。屋内から見られるので寒くても安心。
2歳メモ:大人200円台、幼児無料。9:00〜17:00(11月1日〜3月第4日曜ごろ)。周囲は農道で車の運転に注意。双眼鏡があると2歳も楽しめる。
所要 1〜1.5時間11〜3月限定幼児無料
11:00出水 → 霧島へ移動(途中でお昼・お昼寝)移動・車約1時間30分

出水から高速で霧島方面へ約1時間30分。途中の道の駅や鹿児島空港近くでお昼を食べ、車内でお昼寝。15時前後に霧島へ着く計算で。

15:00霧島神宮神社・森 公式 ↗ 地図 ↗
霧島神宮の社殿
朱塗りの社殿が杉の森に浮かぶ。本殿などは国宝

杉の大木に囲まれた参道を上ると、朱と金の社殿が現れる。本殿・幣殿・拝殿は国宝。境内には樹齢800年の御神木、展望所からは晴れた日に桜島まで見えます。何ができる?=参道さんぽ、御神木の前で深呼吸、売店の「きりしま茶」と神宮まんじゅう。

ポイント:空港から車で約30分の近さで、最終日の朝にも寄れる。11月下旬〜12月初めは参道のモミジが残り、朱の社殿と重なって写真が映える。
2歳メモ:参拝無料。駐車場から社殿まで階段と坂があるので抱っこ紐。七五三の家族が多い季節で、2歳にもにぎやかで楽しい。
所要 1時間無料紅葉の残り
DAY 3 | 霧島の朝 → 帰路
午前宿の温泉でゆっくり → 鹿児島空港 → 羽田ゆとり・移動約30分+飛行機約1時間50分

朝風呂と霧島の森の空気を楽しんでから、空港へは車で約30分。空港には足湯「おやっとさぁ」があり、搭乗前に最後の温泉気分を。

Where to stay宿の候補

【1泊目・出水】出水市内のビジネスホテル or 湯の児・阿久根の温泉宿
出水市内は和室の小旅館やビジネス系が中心。少し足をのばした海沿いの阿久根・湯の児(熊本側)に温泉宿も。
候補を検索 ↗
【2泊目・霧島】霧島ホテル
霧島神宮近くの大型旅館。名物は池のように広い「硫黄谷庭園大浴場」。和室で添い寝しやすく、夕食はビュッフェも。
公式を検索 ↗
【2泊目・霧島】妙見温泉 or 霧島温泉郷の離れ宿
川沿いの妙見温泉には部屋に温泉がつく離れの宿が多く、2歳と気兼ねなく湯に入れる。
候補を検索 ↗
✈️ 航空券 大人2名 5〜8万🏨 宿2泊 3.5〜7万🚗 レンタカー3日 1.5〜2万🎟 現地・食 1.5〜2万= 合計 12〜19万

💰 予算めやす:家族で12〜19万円(時期・宿で変動)。出水泊をビジネスホテルにして霧島の温泉宿に予算を寄せると満足度が高い。出水のツルは12月〜1月が数のピーク、11月は少なめだが宿が取りやすい。

🧳 持ち物メモ(2歳と冬のはじまりの鹿児島)

  • 薄手のダウンと脱ぎ着しやすい重ね着(日中は暖かく、朝夕は冷える)
  • 帽子(桜島の火山灰よけにも)とウェットティッシュ
  • 足湯・温泉用のタオルと替えの靴下
  • チャイルドシートの予約確認(レンタカー利用のB・C)
  • 常備薬・体温計・母子手帳のコピー
  • 抱っこ紐(砂利・階段が多い庭園や神社向け)+おやつ多め
Editor's pick

この季節だけなら「C・出水のツル」、はじめてなら「A・市内と桜島」

11〜12月に行くなら、冬しか見られない1万羽のツルを軸にしたCがこの時期ならではの1本。レンタカーなしで気楽に回りたい、動物園と水族館で確実に2歳を楽しませたいならA。おとなも温泉でごほうびが欲しいならB・指宿。どの案も、年末の帰省ラッシュ前の12月上旬〜中旬がいちばんのねらい目です。